ショルダー部分の再縫製の修理について
バッグパックやリュック、ショルダーバッグの根元部分は重量の負荷が掛かり糸がほつれたり
場合よってはショルダーベルトや生地やレザー部分の本体が損傷を起こしてしまう箇所です。
またそのままにして日常で使用を繰り返しているとショルダーベルトや本体の表面が損傷してしまいますので
少しでも違和感のある場合にはこちらの記事をご参照ください。
バッグ、リュック類などのショルダー部分で
糸がほつれた
生地やレザーにダメージがでてきた
この様な場合には修理可能です 安心してご依頼下さい。
それでは修理内容をご紹介していきます
ショルダー部分の修理工程について
before(修理前)
上記の囲い部分はショルダー部分の縫製がほつれかかっています。
この様な状態で使用を繰り返していると他のショルダー部分を支えている箇所に負担が掛かり
生地の千切れや、内側からのパーツ等損傷を起こしてしまう可能性があります。
ショルダー部分の再縫製を行う前には一度、内側の生地と生地の縫製を解き分解をします。
その際に表面の縫製がでる部分の裏側に補強材や生地を張り込み現状よりも強度を出してから
再縫製を行っていきます。
after(修理後)
内側から元通りに縫製を行い完成です。
完成後も修理後がわからないように修理は可能ですが
大幅に生地やレザーが損傷を起こしている場合には
表面部分からステッチをかけてから元通りにする事もありますので
パーツの部分のほつれ、生地やレザー部分の縫製の解けている事が分かりましたら
修理のご相談を早めにする事がバッグを長持ちする秘訣です。