コーチ(COACH)9182・ハンドル交換 修理事例

今回のコーチ(COACH)の修理案件については、ハンドルの損傷の為、修理のご依頼となります。

修理の際には事前に交換の際に使用するレザーの色味を確認して頂いてから交換修理を行っています。

修理については、再度の筒の金具を取り外しハンドル根元部分のハトメ金具を取り外してから型紙を作成していきます。


その後、型紙通りにレザーを裁断し肉盛りになるように芯材をいれて盛り上がりを再現し縫製を行います。
縫製後は断面に溶剤を塗布し下地・色・仕上げ材の3工程にて断面を再コーティングを行います。

コーティング後は留めの穴を空けてハトメを取り付けて筒状の金具を固定し完成となります。

今回の様に何らかの影響でレザーが千切れ・損傷した場合には交換修理にて改善が可能ですので諦めずに一度ご相談ください。

今回の修理内容

・ハンドル部分の(肉盛りハンドルの)左右一式交換修理

    • 修理内容 ハンドル交換
    • ブランド名 コーチ(COACH)
    • 形状 ハンドバッグ
    • 修理詳細 ハンドルの交換修理
    • ご依頼主様 東京都江東区 I様
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大森勝藏
靴・鞄修理企業5年勤務後、2018年に独立し、現在の株式会社ROSSO(鞄・財布修理、古物商販売の2事業)を起業。 「縫製の可能性と想い(story)を紡ぐ事」を理念とし、職人として、真摯に、そして丁寧に、修理に向き合っております。