どうしよう!お気に入りのレザーのスマホケースの角スレと変色

レザーのスマホケースは大人っぽく、とても高級感があるアイテムですよね。使っていくうちに手に馴染みレザーのスマホケースは大人っぽく、とても高級感があるアイテムですよね。使っていくうちに手に馴染み、経年による美しい変化が楽しめるのも魅力です。一方で、使っているうちに角がすれてきたり、変色してしまったりというトラブルも。 せっかく購入したお高いレザーのスマホケース。買い替えを検討する前に、まずは自分で修理してみましょう。本記事では、レザーのスマホケースに自分で修理を施すためのオススメアイテムや、いざというときに頼れる業者についてご紹介します。

スマホケースの買い替えを選択する前に、自分で修理をしてみよう

軽微な角スレや色褪せなどスマホケースのダメージがそれほど大きくない場合には、セルフでも十分補修可能です。ここでは、自分でスマホケースの染色を行う場合にオススメの皮革製品用傷補修クリームやカラー剤をご紹介します。

サフィール

サフィールのレノベイティングカラーはフランス製の皮革製品専用の補色・補修クリームです。角のスレや、傷がついたり、色が剥げてしまったりした靴や鞄に使用できます。傷をカバーしつつ、自然な仕上がりが特徴で、色落ちの心配もありません。 少量を布に取り、薄く膜を張るようなイメージで塗布していきます。豊富な色展開が特徴で、微妙な色の違いも複数の色を混ぜることで、作ることが可能。納得の色になるまで、色を重ねることもできます。やり直しが出来るリムーバーと仕上げ用のローション、うすめ用クリームといった関連商品も充実しており、併せて使うと効果的です。

アドカラー

アドカラーは革の浅い傷を補修できる塗料です。価格が安いのが特徴で、複数の色を調合してぴったりの色を作り出すことができます。

使い方としては、まず革用のクレンジング剤で表面の汚れをしっかり落としてから、アドカラーを調合。その後、アドカラーに水を加えて薄く塗り、乾燥させます。最後に保湿クリームを塗って完成です。

油分やロウが入っている通常のケアクリームが表面に残っていると、うまく色がのらないので、クレンジング作業は重要なポイント。成分が樹脂なので、時間が経つと剥がれたり、摩擦で色が取れてしまったりすることがありますが、その際は古いカラーを取り除き、新しく塗り直しましょう。

染めQ

染めQとは、金属、革、布、木材、プラスチックなど、さまざまな素材を染められるスプレー式の顔料です。独自のナノテクノロジーを駆使したエアゾールタイプの微細な粒子が対象物に密着し、簡単にきれいな染色を行うことができます。 成分は合成樹脂ながら、ナノテクノロジーの技術により、表面が割れにくく、耐久性が強いのも特徴。表面の汚れを落とした後、対象物に対して少し距離を取り、大きく動かしながらスプレーするのがコツです。一気に仕上げるのではなく、何度も重ねて吹き付けるようにすると、きれいにムラなく色がのります。

クラフト社

ククラフト社のクラフト染料とは、塩基性染料でレザーの表面に染着し、鮮やかに発色するのが特徴です。特にタンニン鞣し革と好相性。クリアな色合いで繊細なグラデーションを表現することもできます。

使い方としては、まず革本体を湿らせてから、刷毛を使って塗布。乾燥後、別売のレザーコートで仕上げを行い、色止めをします。

市販の皮革製品用傷補修クリーム・カラー剤で染色できないケース

残念な残念ながら、市販の染色方法ではどうしてもうまく染色できない場合もあります。どのようなケースだと難しいのでしょうか。本文ではセルフでの染色がうまくいかなかった事例についてご紹介します。

ムラになる

革にとって、もっともダメージが少ない染色方法は乳化性のクリームで磨くことです。特に染料仕上げの革にとっては、乳化性クリームは繊維にまで深く浸透するので効果的。しかし、一気に染色しようとして大量のクリームを塗ってしまうと、場合によってはムラになってしまうことがあります。

色が濃くなり過ぎる

染め剤の調合に失敗したり、塗り重ねたりし過ぎると、一部分だけ色が濃くなってしまう可能性があります。調合の際は、最初は対象物と全く同じ色より一段階薄めの色で塗り始め、薄く塗り重ねていく過程で、本体の色と同じになるよう、注意深く作業する必要があります。

割れる

アクリルなどの合成樹脂が成分の顔料タイプは、塗った直後はとてもきれいな発色です。ですが、革によっては使用するうちに、すぐに修正部分が剥がれたり、割れたりしてきてしまう可能性があります。

レザーのスマホケースを自分で修理できなかった場合には、プロに頼もう

セルフでスマホケースの染色をやってみたけれど、どうしてもうまくいかなかったという場合や自分で修理を行うことに不安がある場合には、専門の業者に頼んでみましょう。革は一度、染色に失敗してしまうと、自分で修正するのはとても難しいです。
諦める前に、一度革専門の修理店に相談してみるのをオススメします。プロの技術とノウハウで、また新品同様に生まれ変わるかもしれません。

スマホケース修理のオススメ修理店

CORSAは東京、立川にある革専門の修理店です。確かな技術で、これまで数々の高級ブランドバッグや革小物(財布・キーケース・スマホケースなど)の修理を行い、美しく蘇らせてきました。熟練の職人が、修理依頼を受けた革製品にもっとも適した方法で修正を行います。ご依頼は、日本全国に対応し、オンラインでも受け付けています。まずは、お気軽にお見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
この機会に角スレや色褪せてしまったスマホケースの修理をご検討されてみるのもよいでしょう。

まとめ

レザーのスマホケースの修理方法について解説してきました。セルフで行う際には、本体に使われている革についてよく調べ、相性のいいクリームやカラー剤を選ぶようにしましょう。また修正は少しずつ、慎重に行うことも忘れずに。状態にもよりますがスマホケースの修理は安くできる反面、失敗のリスクもつきものです。もし不安な場合は一度専門の修理業者でプロに見てもらうのもオススメです。