マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR ) BMG 105 OutDry 105L 差し込みバッグル修理事例

差し込みバックル交換 修理事例

今回のマウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR)の修理案件については、お客様よりご依頼いただいた大型バックパック「BMG 105 OutDry 105L」において、差し込み式バックルの破損が確認されました。バックルの爪部分が折れており、荷物の固定が不安定になるなど、使用に支障をきたす状態でした。特に高荷重時の安定性が求められるモデルであるため、早急な修理対応が必要でした。

素材特性と修理方針

差し込みバックルは高強度樹脂製で、軽量かつ耐候性に優れる一方、経年劣化や衝撃によって爪部分が破損しやすいという特性があります。今回は、バックル全体を同規格の新品パーツに交換する方針を採用しました。オリジナルに近い形状と強度を確保するため、数ある中のプラパーツから選定してパーツの方をお客様にご確認をして頂いてから交換を弊社では行っています。

新規バックルの構造と交換工程

修理にあたっては、以下のような専門的な工程を踏んでいます:

  • パーツ選定:オリジナルと同サイズ・同形状の差し込みバックルを選定。耐荷重性能と互換性を重視。
  • 縫製分解:バックル周辺のテープ縫製を一部解体し、交換作業のためのスペースを確保。
  • 再縫製・固定:新しいバックルをテープに通し、強度を保つために縫製を多めに縫製し強度の確保。
  • 動作確認:差し込み・解除の動作確認を行い、荷重テストにて安全性を検証。

修理後の仕上がりと評価

修理後のバックルは、オリジナルと同様の操作性と固定力を保持し、登山や遠征時の高荷重にも耐えうる仕上がりとなりました。見た目も自然で違和感がなく、機能面でも「新品時と変わらない安心感がある」とお客様より高い評価をいただいております。

今回のように、バックル破損などのパーツ不具合がある場合でも、適切な交換修理により機能回復が可能です。お気軽にご相談ください。

今回の修理内容

・差し込みバッグル交換

    • 修理内容 差し込みバッグル交換
    • ブランド名 マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR )
    • 形状 バッグパック
    • 修理詳細 オス側爪の欠損があり交換
    • ご依頼主様 神奈川県横浜市 O様