ディッキーズ(Dickies)について
言わずとしれた老舗ワークブランドのディッキーズ。創設は1920年代と古くワークウェアから始まり現在では多岐に渡り商品を展開しています。また衣類以外にもバッグではコラボレーションアイテムも多く多岐に渡ります。
ディッキーズでの修理での修理はどのような物が多いのか今回は修理職人がご依頼の多い修理に関しご紹介をさせて頂きます。
修理でお困りの場合にはこちらをご参照下さい。
ディッキーズでの修理解説
ディッキーズでの製品ではナイロンなどの生地の製品が多くナイロンの損傷や
ファスナー交換&スライダー交換
プラスチックパーツ交換のバックルやアジャスター関連、コキなど。
ナイロンテープではショルダーベルト
ほつれの再縫製
この様な症状が修理の多くです。
ファスナーの不調やスライダー部分の交換
ファスナーやスライダー部分の交換のタイミングについては
ファスナーを開閉をした際にファスナーレールが摩耗していて開いてきてしまうもしくは閉じない
スライダーを引っ張り開閉をした際に金具が金属疲労起こし、締りが悪いなど
この様な症状の場合には交換を早めの修理を行いましょう。
- ファスナー交換 5500~
- スライダー交換 3300~
- プラスチックパーツ交換 3300~
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- ナイロンテープ交換 3300~
- ショルダーベルト交換 6600~
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- ほつれ再縫製 2200~
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プラスチックパーツ交換については
ディッキーズでは様々なプラスチックパーツを採用しています。
交換の際のどれもが樹脂の摩耗や破損、劣化によるものです。
バックル、アジャスター、コキ共に交換の際には似た様な色味のパーツ、幅にて左右一式交換をしていきますので
修理後は強度の面でも安心です。
ナイロンテープの交換には
ナイロンテープはリュックではショルダー部分のコキとの接合部分
メッセンジャーバッグ、ショルダーバッグではショルダーベルトなどに使用をしています。
ナイロンテープのメンテナンスとしましては生地のほつれやスレキズ、何らかの現象で溶かしてしまったりなど
損傷してしまった場合には似寄りの色の厚み、幅のナイロンテープにて交換となりますので
見た目遜色なく交換が可能です。
ほつれ再縫製について
糸のほつれについては長きに渡り使用しているとバッグ、小物製品同様に負荷が掛かる箇所、擦り切れなどで縫製がほつれてしまいます。
そのまま縫製がほつれたままにしておくとほつれた箇所にダメージを進行する形となり損傷の原因となります。
修理の際には糸のほつれた箇所よりも大きめに再縫製を行い補強をしていきます。