ルイヴィトン(louis vuitton)モノグラム・ノエ ヌメ革全交換 修理事例

今回のルイヴィトンの修理事例については表面のヌメ革が全て損傷を起こしており、ヌメ革の全交換のご依頼となります。また内側にカビの匂いとカビ跡があり、クリーニングも含む内袋を新規作成も行っています。今回YouTubeでも紹介しておりますが、ノエの構造ですとシリンダーヘッドの腕ミシンだけでは修理が困難な箇所もありかねてから検討していたハイポストミシンを導入して修理を行っています。

ハイポストミシンを導入すると何がメリットなのかをご説明となりますが、簡単にルイヴィトンではどのような修理が可能になるかはトロター・カバピアノやカバメゾやカバアルトなどの底部分のヌメ革の交換が可能。ダミエやアズールの名作ハムステッドの四つ角のレザー交換。モノグラム・ダミエにもあるドルーオの根革交換などが全て修理が可能となります。その他定番のキーポルのバッグは今までは玉縁のパーツを取り外してかた根革の交換が基本でしたが、そのまま筒状になった状態で根革の交換が出来るなどの修理が可能となりました。

ヌメ革交換の修理アフターとなります。今回の修理では口元バインダー・閉じ紐・ショルダーベルト・底袴革・根革・内袋新規作成・クリーニングの解体から洗浄まで修理となりました。元々90~00年代のモノグラムのPVCの素材は高品質なものが多くヌメ革を交換してまた購入時の様な気持ちご使用が可能となりました。

    • 修理内容 ヌメ革全交換+内袋新規作成+クリーニング
    • ブランド名 ルイヴィトン(louis vuitton)ノエ
    • 形状 ショルダーバック 
    • 修理詳細 表面の劣化・カビがあり交換修理・作成
    • ご依頼主様 長崎県長崎市 Y様
お客様の声
お世話になっております。Yと申します。

本日受け取りました。
想像以上に綺麗になって戻ってきて
嬉しい限りです。
ご丁寧に仕上げていただき、感謝申します。
またご縁がありましたらよろしくお願いします。

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長崎県長崎市 Y様