「コレクションバッグのハンドルが壊れた」
「バッグの内袋が汚れてしまった」
「財布の金具を直してほしい」
このような修理依頼を、宅配鞄修理専門店コルサ(CORSA)では承ってきました。
ここでは、修理職人がよくあるトラブルや修理内容などを解説していきます。
- ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の特徴
- ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の修理について
- ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の主なトラブルと修理実績
- スライダー・ファスナーの交換について
- スライダー交換 一箇所
- ファスナー交換 一箇所
- 金具交換修理について
- 金具交換
- ハンドル交換(平手・丸手)の交換について
- ハンドル交換(平手)
- ハンドル交換(丸手)
- ショルダーベルト交換については
- ショルダーベルト交換
- 根革などのレザーパーツの交換について
- 根革交換
- レザーパーツ交換
- 口元バインダー交換・玉縁パイピング交換修理について
- 口元バインダー交換
- 玉縁部分補修
- 玉縁パイピング巻き直し
- 破れ補修や内袋交換について
- 破れ補修
- 内装(内袋)交換
- クリーニングや染色(染め直し)やバニッシュ再塗装につい
- クリーニング
- 部分染色
- 全体染色(染め直し)
- バニッシュ再塗装
- 小物製品の修理について
- ほつれ再縫製(リステッチ)
- ホック交換
- スライダー交換
- ファスナー交換
- コルサ(CORSA)での修理参考価格・納期目安
- ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のメンテナンス方法について
- 堅牢なブルガリ(Bulgari/BVLGARI)製品は、補強や交換修理で末永く使えます。お困りごとはぜひご相談ください。
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の特徴
「フラワー」「ブルガリ・ブルガリ」「モネーテ」「セルペンティ」「ビー・ゼロワン」など、数々のコレクションを生み出してきたハイジュエリーブランドのブルガリ(Bulgari/BVLGARI)は、ギリシャの銀細工職人だったソティリオ・ブルガリが1884年にイタリア・ローマのシスティーナ通りに店を構えたのが始まりです。
古代ローマをルーツとしていて、店名は「U」の表記や小文字がないラテン文字をオマージュしたもの。伝統や様式を踏襲しつつも今までになかった色使いとデザイン、革新的な製造方法を導し、独自のスタイルを確立していきます。1977年からは腕時計の製造、2000年代以降はフレグランスやレザーアイテム、メガネフレームなどを販売。中でもバッグは創造性あふれるレザー加工やブランドアイコンである蛇の装飾が上品にあしらわれているのが特徴で、世界中のセレブたちを魅了しています。
日本へは1991年に進出し、全国の百貨店を中心に約50店舗を展開中です。
修理依頼があったブルガリ(Bulgari/BVLGARI)製品
これまでコルサ(CORSA)では、ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のさまざまなバッグや小物の修理を承ってきました。
ブルガリ B-ZERO1 ビーゼロワン ロゴマニア ハンドバッグ/ブルガリ マントート トートバッグ/ブルガリ・ミレリゲ長財布/ブルガリ ラウンドファスナー・サークルロゴ/ブルガリ・ロゴマニア ハンドバッグ/ブルガリ・サークル トートバッグ/ブルガリ・ミレリゲ ボストンバッグ
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の修理について
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)正規店の場合
公式サイトの問い合わせフォームから修理申し込みを行ってください。その際、メッセージ内に修理したい箇所や損傷状態、購入した時期などを分かる範囲で記入しておくとスムーズです。後日、担当の方から連絡が届きます。
正規店の場合はオリジナルパーツや素材で修理されますが、「修理代が高額」「納期がかかる」「代替品がない場合は断られる」ことがあるので、ご注意ください。
申し込み前に、以下の内容も確認しておきましょう。
・販売証明書やレシートがあるか
・直営店、または公式オンラインストア購入品か
・初期不良に関しては、無償もしくは有償にて対応可能か
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のオリジナルパーツや素材での修理をご希望の場合は、ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)公式HPをご参照ください。
コルサ(CORSA)の場合
店舗持ち込みや配送依頼の他、電話、メール、LINEにてお問い合わせとお見積りを承っております。修理は数千件の実績を持つ職人たちが行い、メーカー保証対象外のご相談に対応できる他、オリジナル品に類似したレザーや金具、素材を使用することで費用を抑えつつ修理が可能です。
使い込むほど深い色艶が出てくるタンニン鞣しのレザー。そのパーツを修理や交換する際は、周囲の色味と差が出ないように特に注意しなければいけません。弊社では「修理した部分に違和感がある」といったトラブルが起きないようお客様と連絡を密に取り、修理内容にご納得いただいてから作業を行います。
細かな納期や金額で不安な場合は、ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)とコルサ(CORSA)での相見積もりがオススメです。
コルサ(CORSA)では、メーカーで断られてしまったトラブルの修理実績があります。
諦めずにご相談ください。
まずは修理可否を聞いてみる
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問い合わせはメール・LINE・お電話にて承っております
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の主なトラブルと修理実績
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のバッグには、カーフレザー(生後6ヵ月の子牛の皮)やナッパレザー(山羊革や羊革)をはじめ、パイソンスキンやカルングといった蛇皮が採用されています。いずれも丈夫な素材として知られていますが、独自のカラーリングや型押し加工がされていることが少なくないため、使用状況や保管方法によっては劣化や損傷が起こる可能性があります。また、ファスナーやホックなどの金具が故障することもあるかもしれません。
ここからはブルガリ(Bulgari/BVLGARI)製品の主なトラブルと、コルサ(CORSA)での修理内容や交換実績をご紹介します。
スライダー・ファスナーの交換について
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)では、トートバッグやベルトバッグなどメンズ向けの製品にスライダーやファスナーが使われている傾向があります。丁寧に扱っていたとしても、アクティブな開閉を繰り返していく内にスライダーやファスナーの金属部分が歪んでしまったり、テープの縫製が解けてしまう可能性もゼロではありません。
弊社では、機能性や色味が近いYKKのファスナーやスライダーに交換いたします。また状態の良い引き手は移植することが可能ですので、修理後でも見た目に違和感なく使用できます。
スライダー・ファスナー交換のタイミング
・ファスナーを閉めても、口が開いてしまう
・ファスナーの生地(テープ)が裂けてしまった
・スライダーを動かそうとしても固くて動かない
・レールの金具が損傷している
金具交換修理について
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のバッグや財布、革小物などの洗練されたデザインを支えている部品が金具です。特にコレクションバッグに施されているスネークヘッドクロージャーを留めるホックは、欠かせないパーツといえます。イタリアの職人の手から生まれた高品質な部品のためレザーと共に経年変化(エイジング)を楽しめますが、留める力がゆるくなってしまったり、変形してしまうなど予期せぬ劣化や故障が起きる場合も。
故障してしまったパーツは、事前に機能や色味、サイズを確認し、同様の強度と色の汎用品に交換しますので、修理後もすぐにご使用いただけます。
金具交換修理のタイミング
・金具部分が痩せてきている、歪んでいる
・ナスカン金具のレバーが固い、動かない
ハンドル交換(平手・丸手)の交換について
トップハンドルバッグやトートバッグなどの丸手ハンドルのレザー内側には、中芯と呼ばれる素材が使われており、時間が経つにつれ硬化して割れる恐れがあります。一方で平手ハンドルのレザーでは、乾燥し擦り切れたり千切れたり、縫製がほつれることも。小さな損傷でも放置していると完全に破損して修復できなくなる恐れがあるので、できるだけ早めの修理をご検討ください。
修理する際は、事前にハンドルの幅や長さ、芯材の厚みなどを測定し、違和感ないような同系色の汎用素材で新たなハンドルを作成いたします。
ハンドル部分の修理のタイミング
・ハンドルの芯材が折れる、もしくは割れる
・レザーのひび割れや千切れ
・レザーが伸びてしまう
ショルダーベルト交換については
エレガントなシルエットを作り出すショルダーベルト。しかしバッグの中に想定以上の重いものを入れてしまうとベルトに強い負荷がかかってしまい、レザーが切れてしまったり、裁断面のコバが剥がれてしまったりすることがあります。
修理では、現状の長さを図った上でオリジナルに似せた新たなベルトを作成いたします。また、お客様のご希望で長さのカスタマイズも可能です。仕上げの工程ではレザーのコバ(裁断面)を磨く「コバ磨き(コバ塗り)」や、レザーの端を内側に包むように折り曲げる「ヘリ返し」の選択いただけます。
ショルダーベルト交換のタイミング
・レザーが乾燥して、ひびが割れている
・ベルトのレザーが伸びてしまう
・ベルトが歪んでいる
根革などのレザーパーツの交換について
根革は、バッグ本体とハンドルやベルトをつなぐ重要なパーツです。乾燥によって亀裂やひび割れが入ることがありますし、バッグの中に想定以上の重いものをいれたり、力を加えてしまうことで千切れたりすることもあります。
修理の際は、ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のデザイン性のある根革やレザーパーツに合わせた同系色のレザーを使って同様のパーツを作成。また、芯材を入れて立体感を出す「肉盛り」といった特殊加工も忠実に再現いたします。
口元バインダー交換・玉縁パイピング交換修理について
バッグの耐久性を向上させる玉縁(パイピング)やバインダーは、端々を覆っている特性上、乾燥しやすく、汚れや傷つきやすい場所でもあります。
トートバッグなどの口元を覆うバインダーの修理は、同系色のレザーへ交換。玉縁(パイピング)を修理する場合は、依頼品の状態に合わせて損傷箇所をレザーで巻き直す「部分補修」か、芯材から作り直す「一式交換」をご提案いたします。
口元バインダー・玉縁(パイピング)交換修理のタイミング
・口元バインダー(各種マチ等)のレザーにひび割れや千切れがある
・玉縁(パイピング)のレザーが硬化している
・玉縁(パイピング)のレザーの下から芯材が出てきている
玉縁部分補修
7700円~(税込み)
補修箇所の玉縁(パイピング)の縫糸を解き、既存の芯材に汎用レザーを巻き直していきます。
※汎用レザーはオリジナルの色味に近づけますが、色ブレが起きる可能性がございます。
玉縁パイピング巻き直し
18700円~(税込み)
損傷した玉縁(パイピング)の縫糸をすべて解き、汎用の芯材、糸、レザーを使って新たに作成します。
※汎用素材を使うため、若干の厚みのブレや糸の色ブレが起こる可能性がございます。
破れ補修や内袋交換について
バッグや財布の内装(内袋)は屈強な縫製と張り込んだ芯材によって頑丈に作られていますが、思わぬ接触、うっかりの使い方で内袋が裂けたり、穴が開いてしまったり、汚れが付着してしまうハプニングは少なくありません。
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のバッグは、レザーのみならず内側の生地(内装)も色彩豊か。そのため、内袋を交換する際はお客様との色味のイメージ共有を密に行い、修理後の違和感を最小限に抑える生地を使用します。
破れ補修では、対象箇所の内部に補強材を張り込み、元の縫製穴よりも深く縫い込んで生地を補強。「マチ一面のみ」や「一区画をレザーや別生地に交換する」といったことも可能です。
生地のダメージが大きい場合は、色味が似た素材を寸法通りに作り直したものへ交換いたします。損傷の具合によって最適な補修方法をご案内します。
クリーニングや染色(染め直し)やバニッシュ再塗装につい
10種類の素材に、グリーン、ゴールド、ピンク、レッド…と18色ものカラーバリエーションがあるブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のバッグ。映える色合いで目を引きますが、素材に合った手入れや保管を怠るとシミや色スレ、退色がかえって目立ってしまう状態になりかねません。
弊社では正規店が受け付けていないクリーニングや染色の対応しております。ご依頼品の状態に合わせた修理をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
部分染色
8800円~(税込み)
小物製品は4950円~(税込み)
該当箇所周辺のキメを整えてから、染料を似寄りの色に調合し、染色作業を行います。
※著しいスレやキズを染色する場合、色の濃淡が多少出てしまうことを予めご了承ください。
全体染色(染め直し)
23100円~(税込み)
小物製品は9900円~(税込み)
表面のレザーに付いた汚れなどを取り除いた後、オリジナルの色味に合わせた染料で染色を行います。
※著しいスレやキズを染色した場合、色の濃淡が多少出てしまうことを予めご了承ください。
バニッシュ再塗装
5500円~(税込)
コバ断面の溶剤に剥がれやベタツキがある場合は、バニッシュ再塗装が可能です。
※バニッシュ再塗装の料金は、製品の仕様や長さなどにより異なります。
小物製品の修理について
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)の小物製品では、表面のステッチ(縫製の糸)の擦れ、ほつれ、千切れの他、ホックやバネホックの不具合、ファスナーやファスナーテープの損傷などでご相談いただきます。
各種縫い目の補修(リステッチ)作業では、類似した色の糸を使って該当箇所を目立たなくするように広範囲を再縫製して補強。財布などのホック交換では、同系色で無地のホックを見繕いオスメス一式交換いたします。ファスナー交換では似寄り素材を一式交換し、状態が良い引手はそのまま移植するため、修理後すぐ違和感なくご使用いただけます。
コルサ(CORSA)での修理参考価格・納期目安
修理内容 | 参考価格(税込) | 納期目安 |
スライダー交換 | 4950円~ | 14日~ |
ファスナー交換 | 11000円~ | 18日~ |
各種金具交換 | 4400円~ | 18日~ |
ハンドル交換(平手)/(丸手) | 13200円~/16500円~ | 24日~ |
ショルダーベルト交換 | 17600円~ | 24日~ |
根革交換 | 6600円~ | 18日~ |
レザーパーツ交換 | 6600円~ | 18日~ |
口元バインダー交換 | 11000円~ | 20日~ |
玉縁部分補修 | 7700円~ | 19日~ |
玉縁パイピング巻き直し | 18700円~ | 22日~ |
クリーニング | 11000円~ | 18日~ |
部分染色/小物製品 | 11000円~/4950円〜 | ※要確認 |
全体染色(染め直し)/小物製品 | 25300円~/9900円〜 | ※要確認 |
バニッシュ再塗装 | 5500円〜 | 18日〜 |
(小物)リステッチ 1箇所 | 2200円〜 | 7日~ |
(小物)ホック一式交換 | 4400円〜 | 14日~ |
(小物)ファスナー交換 | 9900円〜 | 18日~ |
(小物)スライダー交換 | 4950円〜 | 12日~ |
※納期はご依頼品の修理内容や資材手配、混雑状況によって変動いたします。
ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)のメンテナンス方法について
・日頃は風通しの良い環境で、長期間使わない場合は日陰のクローゼットなどで保管をお勧めしています。
・バッグや財布本来の形を保つため、バッグや財布にはものを入れすぎないようにしてください。
・使わない時は、中にアンコ(白いティッシュペーパー)を詰め、購入時の布製の袋に入れて保管してください。チェーンや特殊なハンドルは内側に入れ、デリケートな革の表面に傷がつかないようにしてください。
・レザー表面を保護するため、ざらざらしているものや研磨作用のあるものとの接触は避け、化学薬品、油っぽいもの、化粧品、香水などに近づけないようにしてください。
・レザーが濡れてしまった場合は、すぐに乾いた柔らかい布で軽くたたき(拭き取らない)、水分を吸収してください。
・ブルガリの刺繍には天然のストーンが使われています。刺激の強い液体や溶剤と接触しないようにしてください。
より詳しいお手入れ方法については、公式HPでご確認ください。