コーチ(COACH)について

コーチ ショルダーベルト 根革交換 2023 3/1

1941年、アメリカ・ニューヨークのマンハッタンにて、COACH(コーチ)は家族経営の小さな革製品工房としてスタートしました。当初はわずか6名の職人が手がけるメンズ向けのレザーウォレットが主力製品でしたが、その丁寧なクラフトマンシップと丈夫でしなやかなグローブタンレザーの品質が評価され、現在の人気ラグジュアリーブランドまでに至ります。

1960年代以降、コーチはブランドの顔ともいえるレディースハンドバッグ分野に進出。中でも、1970年代に登場した「レガシーコレクション」や、「ターンロック(回転式金具)」を採用したクラシックラインは、機能性とエレガンスを両立させたデザインで人気を博しました。

2000年代以降は、バッグ・財布・アパレル・時計・シューズ・アイウェアといった幅広いカテゴリへと展開を拡大し、LVMHグループなど欧州のラグジュアリーブランドと肩を並べる地位を確立しています。

コーチで有名なラインとして

・シグネチャー
・オプアート
・パッチワーク
・ソーホー
・ポピー
・ヘリテージストライプ
・オールドコーチなど多岐に渡ります。

コーチ最大の魅力は、なんといってもグローブタンレザー(Glove Tanned Leather)と呼ばれる高品質レザー。野球グローブに用いられる柔軟で耐久性に優れた革をベースに、独自のオイル処理と染色技術によって仕上げられています。この素材は使い込むほどに深みのある風合いが出るため、長年愛用するファンも少なくありません。

また、かつてトヨタの高級車ブランド「レクサス」の特別仕様車にて、内装シートにコーチレザーが採用された実績もあります。これは、コーチの素材と技術が自動車の厳しい品質基準にも耐え得る”と認められた証です。

長年の使用で起こるコーチ製品の経年劣化とは?

いくら丈夫なレザー製品でも、長年の使用や経年により次のようなダメージは避けられません

長年の使用で起こるコーチ製品の修理が必要な箇所一覧

バッグの持ち手(ハンドル)のひび割れや変色
ショルダーストラップの芯材劣化
ファスナーや金具の破損
内張りの剥がれやベタつき
コバ(断面)の剥がれ・割れ

これらのダメージは使用頻度や保管状況により個体差が出るため、「買い替え」ではなく「修理」という選択肢を考えるユーザーが年々増えています。また弊社CORSA見解となりますが、コーチは創業が鞄から操業しているブランドという事もあり、修理を行って長く使用できる構造になっていますので創業時から修理でのお客様にご協力を多く承らせて頂いています。

【修理でお困りの方へ】コーチの修理は「CORSA鞄修理専門店」へ

メーカー修理では、販売証明書やレシートが必要であったり、旧型モデル・海外購入品・パーツの在庫切れなどにより「修理不可」とされるケースも珍しくありません

CORSA(コルサ)鞄修理専門店では、メーカー修理不可になったコーチ製品の修理を行った修理実績もありますのでお気軽にお問い合わせください。
修理としては以下のようなケースは対応実績となります。

コーチ製品の修理実績一覧

コーチ製ハンドバッグのハンドル交換・及びバニッシュ再塗装
レザーの補強・作成・及びバニッシュ再塗装
ショルダーストラップ作成・及びバニッシュ再塗装
ファスナー交換・金具修理
内装張替え
クリーニング・染色

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まずは修理可否を聞いてみる

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コーチ(COACH)メーカー修理について

コーチオリジナルのパーツや素材での修理をご希望の場合は公式HPをご参照ください。

メーカー修理の際には販売証明書やレシートを持参しているか。直営店または公式オンラインストアにて購入しているかなど。

著しい損傷など古い製品は修理対応不可になる可能性があります。

コルサ鞄修理専門店ではメーカー修理で対応不可になった製品でも修理可能ですので納期の面や金額でお困りの場合には相見積もりもオススメです。

コーチ(COACH)の修理について

ファスナーの不調やスライダー交換については

ファスナー交換のタイミングとしては、ファスナーレールの生地が切れたり、レールの金属は摩耗し開閉が出来ない場合には交換となります。その際に基本的にはコーチはYKKのファスナーを採用しているものが多く交換後も見た目の印象を変えずに交換が可能です。
また稀に瞬間接着剤を塗布して使用を行う方もいらっしゃいますが、バッグのレザーやPVCや生地に付着してしまうと本体が硬化し修理自体が出来なくなるケースもありますので損傷してしまった場合にはメーカーや修理専門店などにご相談下さい。

ファスナーレールやスライダー交換のタイミング

・ファスナー生地が切れているまたは生地が元の厚みより擦れてきている
・金属ファスナーの場合、金属レールがかけている、錆はじめている
・コイルファスナーの場合、コイルのレールが一部かけている
・スライダーを開閉をしてもファスナーが開いてくるなど

スライダー交換 一箇所

4400円~(税込み)

スライダー交換の場合には開閉がスムーズではない場合には同系色のスライダーにて一ヵ所交換を行い修理を行います。

ファスナー交換 一箇所

9900円~(税込み)

ファスナー交換の際には現状の色味に近いテープカラー・ファスナーレールにて交換を行います。

ハンドル交換(平手・丸手)交換については

コーチの製品では特殊な形状のレザーを採用にしておりますので長きにわたりタフな使用が可能な製品が多いですが、使用の際にメンテナンスを不足や負担がかかってしまった場合には損傷を起こす可能性があります。 

交換の際には修理品を確認後、同色系統のレザーにて作成が可能です。

ハンドル交換(平手)

13200円~(税込み)

平手ハンドル交換の際には元々の幅や厚みなどを測り現状の仕様に近い状態にて作成交換を行います。

ハンドル交換(丸手)

15400円~(税込み)

丸手ハンドル交換については、内側の芯材の厚みを測り使用する芯材の選定を行い、同色系統の色味のレザーにて作成し交換を行います。

根革やレザーパーツ交換修理については

使用年数が経ってくると経年劣化により、ショルダーの根革(付け根)は弱ってきてしまいに表面に亀裂やひび割れなど損傷してしまいます。

根革交換の際には該当箇所の縫製を解き、同系色の色味のレザーにて交換となります。

コーチの根革は特殊な形をしたものも多いですが、似た様な色味のレザーにて交換を行いますので修理後も見た目遜色なく交換可能です。またコーチの製品は現行からオールドコーチまでの製品まで品質の良い革を採用していますのでパーツ交換を行えば基本的に通常通り使用が可能です。

根革交換

6600円~(税込み)

ショルダーベルト接合部分についている箇所の根革については負担が掛かり裂けてしまうトラブルがありますが、同じ幅に裁断し作成が可能です。

レザーパーツ交換

6600円~(税込み)

レザーパーツ交換については特殊な肉盛りのパーツなども再現を行い作成していきます。

ショルダーベルト交換については

上記の場合には購入時から寸法とレザーの関係上音鳴りが気になり通常のコの字のショルダーベルトにて作成を行っています。劣化や損傷を起こしてしまっての交換も可能ですが、初期不良によるものでこのような仕様変更の交換修理も可能ですので諦めずに一度ご相談下さい。

ショルダーベルト交換

18700円~(税込み)

コーチのショルダーベルト交換については、交換の際には現状の長さ・幅・厚みを測り現状の色味に近いレザーにて左右一式交換修理を行っていきます。

口元バインダー交換・玉縁パイピング交換修理については

口元のバインダー・玉縁パイピング交換のタイミング

口元バインダー・玉縁パイピングと言われる部分については、表面のレザーが乾燥や擦れなどによりひび割れや千切れなどの損傷を起こしたりする修理箇所です。
修理については、部分補修や一式交換にて対応が可能です。損傷具合にもよりますが、部分補修なども可能な修理となります。

口元バインダー交換

11000円~(税込み)

トートバッグなどの口元やショルダーバッグの縁の箇所のバインダーの交換箇所がバインダーとなり、交換の際には同色系統のレザーにて交換となります。

玉縁部分補修

7700円~(税込み)

玉縁の四つ角部分の穴あきや芯材が飛び出している場合には損傷箇所よりも大き目にレザーを張り込み玉縁の箇所補修を行います。

玉縁パイピング巻き直し

18700円~(税込み)

玉縁の箇所が全体的に劣化のある場合にはレザーと芯材を交換し巻き直しを行います。

バインダー部分継ぎ補修

8800円~(税込み)

バインダー部分の損傷箇所をカットして一箇所またはU字状に似寄りの色の革にて部分的な補修行います。

    部分的な補修で修理費を抑えたいお客様におすすめとなります。

内装交換や破れ補修については

コーチの内装の生地ですが、新品の際には丈夫な生地ですのでほつれたり、劣化を起こすとはありませんが、経年劣化によりほつれや生地が弱ってくる可能性があります。

交換の際には現状の色味に近い汎用の生地にて交換を行います。

内装破れ補修

6600円~(税込み)

部分的に負荷が掛かる事で生地が部分的に損傷を起こしてしまった場合には破れ補修にて修理が可能です。

内装(内袋)交換

18700円~(税込み)

全体的な生地の劣化や汚れが著しい場合には同系色や別色の生地にて張替が可能です。

ほつれ再縫製については

ほつれ再縫製

2200円~(税込み)

長年ご愛用しているとバッグの縫製の糸目がスレや劣化により糸目がほつれてきますが、そのまま放置していると解けた箇所に負担がかかり損傷の恐れがあります。

その際にはほつれ再縫製をして補強をお勧めしています。

修理の際には現状のほつれた箇所よりも大き目似寄りの色の糸目にて再縫製を行い補強していきます。

クリーニングや染色(染め直し)やバニッシュ再塗装について

コーチ製品は購入時は綺麗な状態でも使用していく中で製品に汚れが付着してシミになったり、色スレや退色を起こすケースがあります。

その様な場合にはクリーニングや染色にて改善や染め直しが可能です。

またハンドルの断面やバッグや小物製品のコバの断面には溶剤のバニッシュ処理を行なっていますが、何らかの原因でトップコートが剥がれ、ベタツキや色味の方が剥がれしまう事があります。

その様な症状の場合には一度断面の溶剤を全て剥がし下地・色・仕上げ材の3工程にて再度バニッシュの塗装が可能です。

クリーニング

6600円~(税込み)

シミや汚れのある場合にはクリーニングにて清潔に保つことが可能です。

※クリーニング料金については大きさにより異なります。

部分染色

6600円~(税込み)
小物製品は4400円~(税込み)

四つ角のスレキズやワンポイントの退色には部分染色が可能です。現状の症状に合わせた色味を作成し部分的染色を行います。

※染色については大きさや構造により金額は異なります。

全体染色(染め直し

22000円~(税込み)
小物製品は8800円~(税込み)

全体的な退色や表面部分の黒ずみなどがある場合は全体の染め直しが可能です。

現状の色味と事前に再現し確認後染め直ししていきますので安心してご利用が可能です。

バニッシュ再塗装

5500円~(税込み)

断面の溶剤の剥がれやベタツキのある場合にはバニッシュ再塗装にて修理が可能です。 

※仕様や長さなどで金額は異なります。