「バッグのステッチを補修してほしい」

「トートバッグのハンドルが汚れてしまった」

「ショルダーバッグのファスナーを交換したい」

このような修理依頼を、宅配鞄修理専門店コルサ(CORSA)では承ってきました。

ここでは、修理職人がよくあるトラブルや修理内容などを解説していきます。

ゲンテン(genten)の特徴

ゲンテン(genten)は、東京に本社を置くハンドバッグメーカー「クイーポ」のオリジナルブランドの一つです。ブランド名は「人間も自然の一部である」という”原点”回帰の理念に由来していて、1999年から事業がスタートしました。

天然素材にこだわったアイテムを販売しており、中でもタンニンで1ヶ月以上かけて作り上げる「植物なめし」のレザー製品は定番品です。耐久性に優れた革は手になじむ質感と経年変化(エイジング)を楽しめるのが特徴で、職人たちが麻糸を二本針に通したハンドステッチで丁寧に形にして一つひとつ作り上げています。

現在、直営店は9店舗あり、本店の市谷にはオーダーや修理を行う工房が併設されています。また全国各地の百貨店で取り扱いがある他、横浜や軽井沢、御殿場などのアウトレットに店舗があるので、新作からお買い得品までご自身にあった製品と出合える身近なブランドと言えるでしょう。

修理依頼があったゲンテン(genten)製品

これまでコルサ(CORSA)では、ゲンテン(genten)のさまざまなバッグの修理を承ってきました。

修理依頼のあったゲンテン製品の名称

ゴートベーシックトートバッグ・ゴートベーシックショルダーバッグ・プローヴァ縦長トートバッグ・リネンカットワーク筒型ショルダーバッグなど

ゲンテン(genten)の修理について

ゲンテン(genten)正規店の場合

公式サイトの修理専用フォームから申し込みしてください。その際、実店舗で購入した場合にもらえる「care card」を、無い場合は納品書や商品番号を確認できるものを用意しておきましょう。修理工房から見積もりの回答後に、修理品を送付する流れになります。

申し込み前に、以下の内容も確認しておきましょう。

・care cardやレシート、納品書などがあるか
・直営店、または公式オンラインストア購入品か
・初期不良に関しては、無償もしくは有償にて対応可能か

ゲンテン(genten)のオリジナルパーツや素材での修理をご希望の場合は、ゲンテン(genten)公式HPをご参照ください。

コルサ(CORSA)の場合

店舗持ち込みや配送依頼の他、電話、メール、LINEにてお問い合わせとお見積りを承っております。修理は数千件の実績を持つ職人たちが行い、メーカー保証対象外のご相談に対応できる他、オリジナル品に類似したレザーや金具、素材を使用することで費用を抑えつつ修理が可能です。

使い込むほど深い色艶が出てくるタンニン鞣しのレザー。そのパーツを修理や交換する際は、周囲の色味と差が出ないように特に注意しなければいけません。弊社では「修理した部分に違和感がある」といったトラブルが起きないようお客様と連絡を密に取り、修理内容にご納得いただいてから作業を行います

細かな納期や金額で不安な場合は、ゲンテン(genten)とコルサ(CORSA)での相見積もりがオススメです。

コルサ(CORSA)では、メーカーで断られてしまったトラブルの修理実績があります。
諦めずにご相談ください。

まずは修理可否を聞いてみる

ゲンテン(genten)の修理ならCORSAにお任せ
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問い合わせはメール・LINE・お電話にて承っております

ゲンテン(genten)の主なトラブルと修理実績

ゲンテン(genten)が採用しているタンニンなめし革は、丈夫でメンテナンスしやすいことで知られていますが、使用状況や保管環境によっては劣化や損傷が起こる可能性があります。またファスナーやスライダーなどの金具が、金属疲労で故障してしまうことも。

ここからはゲンテン(genten)製品の主なトラブルと、コルサ(CORSA)での修理・交換実績をご紹介します。

ファスナーやスライダー交換修理については

お問い合わせいただく内容は、金属部分が歪んで開閉できなくなったレール(エレメント)、外れたり動かせなくなったスライダー、縫糸が解けてしまったテープというように、ファスナーの修理が大半を占めています

ゲンテン(genten)では「エクセラ®」という堅牢なYKK製品が使われていますが、丁寧に使っていた場合でも金属疲労や経年劣化によって故障することがあります。症状が出た際はできるだけ早い段階で交換をご検討ください。

弊社では、機能性や色味が近いファスナーやスライダーに交換。また状態の良い引き手は移植することが可能ですので、修理後でも見た目に違和感なく使用できます。

スライダー・ファスナー交換のタイミング

・ファスナーを閉めても、口が開いてしまう
・ファスナーの生地(テープ)が裂けてしまった
・スライダーを動かそうとしても固くて動かない
・レールの金具が損傷している

スライダー交換

4950円~(税込み)

スライダー交換につきましては
該当箇所の縫製を解き
似寄りの色のYKKのスライダーに交換となります。

ファスナー交換

11000円~(税込み)※構造により変動あり

ファスナー交換につきましては
該当箇所の縫製を解き
似寄りの色の金属やコイルファスナーにて一式交換となります。

ハンドル交換修理については

ゲンテン(genten)では、トートバッグ、手提げバッグ、リュック、ボストンバッグ、ブリーフケース、2wayバッグでよく採用されているハンドル。

トート系やブリーフケースなどに使われている丸手ハンドルは、レザーの内側に中芯と呼ばれる素材が入っているため硬化して割れる恐れがあります。平手ハンドルは、使われているレザーが乾燥し擦り切れたり千切れたり、縫製がほつれることも。損傷した状態を放置していると、完全に破損し修理できなくなる危険があるので、交換するタイミングを逃さないようにしましょう。

修理する際は、事前にハンドルの幅や長さ、芯材の厚みなどを測定し、違和感ないような同系色の汎用素材で新たなハンドルを作成いたします。

ハンドル交換のタイミング

・ハンドルの芯材が折れる、もしくは割れる
・レザーのひび割れや千切れ
・レザーが伸びてしまう

ハンドル交換(平手)

13200円~(税込み)

交換前のハンドルの幅や厚み、長さなどを測定し、オリジナルに近い状態のレザーハンドルを作成いたします。

ハンドル交換(丸手)

17600円~(税込み)

内側の芯材の厚みを測定し、類似した芯材を選定して使用。表面は同色系統のレザーで作成し、交換を行います。

根革交換やレザーパーツ交換については

バッグ本体とハンドル、ベルトをつなぐ根革は、負荷がかかって千切れたり、乾燥によって亀裂やひび割れが発生することがあります。

ゲンテン(genten)ではデザイン性のある根革やレザーパーツが使われていますが、弊社ではそれらと同系色のレザーを使って同じパーツを作成します。また、芯材を入れて立体感を出す「肉盛り」といった特殊加工も忠実に再現が可能です。

根革交換

6600円~(税込み)

根革のパーツについては各根革の形状を型紙に作成し交換を行います。

レザーパーツ交換

5500円~(税込み)

同系色のレザーを使い、新しいパーツを作成。「肉盛り」などの特殊加工も丁寧に再現いたします。

ショルダーベルト交換修理については

ゲンテン(genten)ではショルダーバッグとミニショルダーとサイズ別のカテゴリーになっていますが、いずれもバッグの中に想定以上の重いものを入れてしまうとベルト部分に強い力がかかり、レザーが切れてしまったり、裁断面のコバが剥がれてしまったりすることがあります。

修理では、現状の長さを図った上でオリジナルに似せた新たなベルトを作成。お客様のご希望があれば長さのカスタムも承っております。また、仕上げの工程でレザーのコバ(裁断面)を磨く「コバ磨き(コバ塗り)」や、レザーの端を内側に包むように折り曲げる「ヘリ返し」の選択が可能です。

ショルダーベルト交換のタイミング

・レザーが乾燥して、ひびが割れている
・ベルトのレザーが伸びてしまう
・ベルトが歪んでいる

ショルダーベルト交換

18700円~(税込み)


オリジナルに似せたベルトを作成します。コバ面は依頼品と同様のバニッシュ加工やヘリ返しに仕上げます。

口元バインダー交換・玉縁パイピング交換修理については

バッグの端々を縁取っている玉縁(パイピング)やバインダーは、耐久性を向上させている重要な箇所ですが、傷つきやすい場所でもあります。

修理は損傷箇所をレザーで巻き直す「部分補修」か、芯材から作り直す「一式交換」の2種類の方法があり、依頼品の状態に合わせてご提案いたします。

口元バインダー交換

11000円~(税込み)

トートバッグなどの口元やショルダーバッグの縁の箇所のバインダーの交換箇所がバインダーとなり、交換の際には同色系統のレザーにて交換となります。

玉縁部分補修

7700円~(税込み)

補修箇所の玉縁(パイピング)の縫糸を解き、既存の芯材に汎用レザーを巻き直していきます。
※汎用レザーはオリジナルの色味に近づけますが、色ブレが起きる可能性がございます。

玉縁パイピング交換

18700円~(税込み)

損傷した玉縁(パイピング)の縫糸をすべて解き、汎用の芯材、糸、レザーを使って新たに作成します。
 
※汎用素材を使うため、若干の厚みのブレや糸の色ブレが起こる可能性がございます。

各種金具交換修理については

定番品はもちろん、お財布ショルダーや2wayバッグ、手提げバッグ、筒型ショルダーといった個性豊かな製品を陰ながら支えている金具。ゲンテン(genten)では、そこに真鍮や鉄を革で巻いた革巻き金具といった、とても丈夫な素材を使っています。本来は革と共に経年変化(エイジング)を楽しめるものですが、予期せぬ劣化や故障が起きることも。

故障したパーツは、事前に機能や色味、サイズを確認し、同様の強度と色の汎用品に交換しますので、修理後もすぐにご使用いただけます。

各種金具交換のタイミング

・金具部分が痩せてきている、歪んでいる
・ナスカン金具のレバーが固い、動かない

金具交換

4400円~(税込み)


金具パーツ交換については現状の内径などに合った汎用の同色系統のパーツにて交換を行います。

クリーニングなどの洗浄や染色については

ゲンテン(genten)では、ミネルバボックス、ミネルヴァリスシオ、カーフ(仔牛の革)、ゴート(山羊革)、バッファロー(水牛革)、ダイヤモンドパイソン(ヘビ革)など、さまざまな質感のレザーが使われています。そして、その素材ごとに合った手入れや保管を怠るとシミや色スレ、退色などのトラブルが起きてしまうのです。

弊社では正規店が受け付けていないクリーニングや染色の対応しております。ご依頼品の状態に合わせた修理をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

クリーニング

6600円~(税込み)

表面や内側にシミ汚れや臭いなどがある場合には全体をクリーニングにて清潔に保つことが可能です。
※クリーニング料金については大きさにより異なります。

部分染色

9900円~(税込み)

四つ角のスレキズやワンポイントの退色には部分染色が可能です。現状の症状に合わせた色味を作成し部分的染色を行います。
※染色については大きさや構造により金額は異なります。

全体染色

23100円~(税込み)

全体的な退色や表面部分の黒ずみなどがある場合は全体の染め直しが可能です。

現状の色味と事前に再現し確認後染め直ししていきますので安心してご利用が可能です。

バニッシュ再塗装

5500円~(税込み)

断面の溶剤の剥がれやベタツキのある場合にはバニッシュ再塗装にて修理が可能です。 

※仕様や長さなどで金額は異なります。

破れ補修や内袋交換について

内袋は思わぬ接触で裂けたり、穴が開いてしまったり、汚れが付着してしまう場合があります。

破れ補修の場合は、対象箇所の内部に補強材を張り込み、元の縫製穴よりも深く縫い込んで生地を補強します。生地のダメージが大きい場合は、色味が似た素材へ交換。損傷の具合によって最適な補修方法をご案内しますので、お問い合わせください

内装破れ補修

7700円~(税込み)

部分的に負荷が掛かる事で生地が部分的に損傷を起こしてしまった場合には破れ補修にて修理が可能です。

内装(内袋)交換

22000円~(税込み)

全体的な生地の劣化や汚れが著しい場合には同系色や別色の生地にて張替が可能です。

コルサ(CORSA)での修理参考価格・納期目安

修理内容参考価格(税込)納期目安
スライダー交換4950円~14日~
ファスナー交換11000円~18日~ 
ハンドル交換(平手)/(丸手)13200円~/17600円~24日~
根革交換6600円~18日~
レザーパーツ交換5500円~18日~
ショルダーベルト交換18700円~24日~
口元バインダー交換11000円~20日~ 
玉縁部分補修7700円~19日~
玉縁パイピング巻き直し18700円~24日~
各種金具交換4400円~18日~
クリーニング6600円~18日~
部分染色9900円~※要確認
全体染色(染め直し)/小物製品23100円~※要確認
バニッシュ再塗装5500円〜18日~
内装(内袋)破れ補修6600円~24日~
内装(内袋)交換22000円~18日~
※詳しい修理内容は上記をご参照ください。
※納期はご依頼品の修理内容や資材手配、混雑状況によって変動いたします。

ゲンテン(genten)のメンテナンス方法について

メンテナンス方法については

・使い始めに、シミや汚れを防止する革専用防水スプレーを塗布することをおすすめします。
・色焼けの原因となる直射日光に当たらない場所で保管してください。
・濡れてしまった場合は、すぐに清潔なウエス(布)などで拭き上げましょう。
・レザーが乾燥してきている場合、専用クリームを使って保湿してください。
・長期間使用しない場合は、お手入れ後に十分な自然乾燥を行い、あんこ(丸めた紙)を詰めた上で付属の布袋に入れ、風通しが良い冷暗所で保管しましょう。
 乾燥剤や防虫剤を使う際は、革製品対応商品を選んでください。
 
シリーズごとの詳しいお手入れ方法については、公式HPでご確認ください。
https://genten-life.kuipo.co.jp/contents/287/

正しいメンテナンスを行い、ゲンテン(genten)のレザーをじっくり育てていきましょう。