フェールラーベン(FJALL RAVEN)の修理について

スウェーデン発祥のアウトドアブランドのフェールラーベン。ストックホルムの電話帳にインスパイアされ生まれたと言われているカンケンのシリーズは日本でも近年人気があり、修理に携わる機会が多くなってきました。今回は人気のカンケンやショルダーバッグや2WAYバッグの修理の解説をご案内させて頂きます。

※メーカーで修理対応不可になった製品でも弊社では修理可能ですのであきらめる前にご相談下さい。

カンケンの修理について

カラーバリエーションも豊富で人気のあるカンケンのバッグパック。特にスクウェア型のデザインとフェールラーベンの大きなロゴが特徴的で可愛らしいです。開閉もした際にもメインコンパートメントに荷物を詰め込みやすくとても使い勝手の良いバッグです。

カンケンでのよくある修理は以下の修理となります。お困りの際にはご参照下さい。

・コイルファスナーのエレメントの不調またはスライダー金具の金属疲労

・ナイロンテープの持ち手の劣化、付け根の損傷

・底面の擦り切れ

・糸目のほつれなど

〇ファスナー交換 一式  8800~

〇スライダー交換 一ヶ所 3300~

〇ナイロンテープ持ち手交換 左右一式 8800~

〇底面部分補修 一ヶ所 3850~

〇リステッチ 一ヶ所 2200~
 

・ファスナー交換の場合は似たような色のファスナーにて交換が可能。スライダーの引手移植も可能です。

・スライダー交換の場合は似たような色のスライダーにて交換していきます。その際にオリジナルの引手の移植可能です。

・ナイロンテープの持ち手の損傷の場合は似たようなナイロンテープもしくはレザーにて交換が可能です。

・底面の損傷につきましては該当箇所の裏側から当て布や革をあてがい細かくステッチをかけ補強をしていきます。(その他にも底面一体をレザーにて補強する修理や底鋲を取り付けるなど様々修理方法がございます。)

・糸目のほつれはリステッチにてほつれはじめた箇所を大きく再縫製することで補強していきます。

ショルダーバッグ、2WAYバッグでの修理については

ショルダーバッグ、2WAYバッグでの多くの修理はファスナーの不調やナスカン金具の損傷、ナイロンベルトの損傷、バネホックの不具合など上記の修理につきましては様々なブランドの修理をしている熟練の職人が修理をしますのでご安心下さい。

・またファスナー交換のタイミングとしましては

ファスナー生地が切れているまたは生地が元の厚みより擦れてきている

コイルファスナーの場合、コイルのレールが一部かけている

スライダーを開閉をしてもファスナーが開いてくるなど

こちらの症状が見られる場合は交換の際のタイミングとなります。

〇ファスナー交換 8800~(仕様により異なる)

〇スライダー交換 3300~

・ナイロンベルトの交換の目安

ナイロンベルトのテープの織目が亀裂や擦れきれそう

ナイロンテープ自体の毛羽立ちが気になる

〇ナイロンベルト交換 一式  9900~

・バネホックの交換の目安

バネホックが金属疲労を起こしうまく閉まらない

バネホックの金具が何らかの衝撃で損傷してしまった

バネホック交換 一式 3300~

クリーニング

繰り返し使用していることで、ホコリや汚れがバッグは付着していますので汚れや臭いが気になり始めたた場合には修理+クリーニングをしてリフレッシュをお勧めしています。

〇クリーニング 一式 5500~(バッグの大きさにより異なる)

今回はフェールラーベンの製品のよくある修理の箇所でのご紹介となります。その他修理も多岐に渡り対応可能です。