「ドリンクホルダーのメッシュ生地が破れた」

「ショルダーの縫い糸がほつれてきている」

「ファスナーが故障して閉められない」

このようなシュプリーム(supreme)製品の修理依頼を、宅配鞄修理専門店コルサ(CORSA)では承ってきました。

ここでは、修理職人の私達が皆様の大切なシュプリーム(supreme)製品を長くご使用いただくための修理方法やメンテナンス方法について解説します。

シュプリーム(supreme)の特徴

ストリートファッションのアイコンとして絶大な支持を得ているシュプリーム(supreme)。1994年にジェームス・ジェビア(James Jebbia)が立ち上げたニューヨーク生まれのスケーターブランドで、赤地に白文字が書かれたボックスロゴのTシャツやパーカー、キャップといったアパレル商品が有名です。1998年に日本へ上陸し、現在は代官山、原宿、渋谷、大阪、名古屋、福岡に直営店があります。

昨今では「グッチ(GUCCI)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「バーバリー(BURBERRY)」「ナイキ(NIKE)」「ノースフェイス(THE NORTH FACE)」「ティファニー(Tiffany & Co.)」などの有名ブランドと次々コラボ。週単位でのアイテムリリース、かつ先着順や抽選販売といった形も相まってプレミアがつく製品も数多くあります。

修理依頼があったシュプリーム(supreme)製品

コルサ(CORSA)では、これまで下記のシュプリーム(supreme)のバッグ修理を承りました。

シュプリーム(supreme)_ Printed Check Backpack・Logo Backpack・Supreme The North Face Expedition Backpack Black FW18・ 20L 210D CORDURA RIPSTOP NYLON BACKPACK・Shoulder Bag 18SS

シュプリーム(supreme)の修理について

シュプリーム(supreme)正規店の場合

オリジナルパーツや素材での修理をご希望の場合は、直営店に電話で相談、もしくはシュプリーム(supreme)公式オンラインショップのメールから問い合わせてください。

申し込み前に、以下の内容も確認しておきましょう。
・販売証明書やレシートを持参しているか
・直営店、または公式オンラインストア購入品か
・初期不良に関しては、無償もしくは有償にて対応可能か

コルサ(CORSA)の場合

店舗持ち込みや配送依頼の他、電話、メール、LINEにてお問い合わせとお見積りを承っております。修理は数千件の実績を持つ職人たちが行い、メーカー保証対象外のご相談に対応できる他、オリジナル品に類似したレザーや金具、素材を使用することで費用を抑えつつ修理が可能です。

シュプリーム(supreme)のバッグやポーチなどには、コーデュラナイロンや撥水性のある素材がよく使われています。コーデュラナイロン素材は摩擦に負けない耐久性、水に濡れてもすぐ乾く速乾性、シワになりにくい弾力性などのメリットが挙げられますが、一方で熱によって生地が変形したり、紫外線などで黄ばみや退色などが起きたりすることも。その他にもパーツの故障などさまざまなトラブルが発生しますので、定期的な修理と正しいメンテナンスを行いましょう。

細かな納期や金額で不安な場合は、シュプリーム(supreme)とコルサ(CORSA)での相見積もりがオススメです。

コルサ(CORSA)では、メーカーで断られてしまったトラブルの修理実績があります。
諦めずにご相談ください。

まずは修理可否を聞いてみる

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問い合わせはメール・LINE・お電話にて承っております

シュプリーム(supreme)の主なトラブルと修理実績

シュプリーム(supreme)の製品はストリート系ならではのラフさが魅力ですから、アクティブなシーンで使いたい方もいるのではないでしょうか。ガシガシ使っているとスライダーやファスナー、ベルトなどが故障したり、思いがけない傷や汚れが付いたりとトラブルはつきものです。

ここからはシュプリーム(supreme)製品の主なトラブルと、コルサ(CORSA)での修理・交換実績をご紹介します。

ファスナー交換、スライダー交換について

シュプリーム(supreme)のバッグは、務歯がコイル状のコイルファスナー防水(止水)ファスナーが使用されています。どちらのファスナーでも、例えば重い荷物が入っている状態など負荷のかかる開閉を繰り返していると、レールやスライダー(引き手)の劣化や故障を引き起こしてしまいます。

修理は同系色のファスナ-へ交換、スライダー(引き手)の状態が良ければ移植も可能です。

最近では、現状とは別色のファスナーへカスタマイズをご検討される方もいらっしゃいます。バッグの印象が変わるカラーチェンジを楽しみたい方は別途ご相談ください。

ファスナー交換のタイミング

・ファスナー生地が切れているまたは生地が元の厚みより擦れてきている
・防水ファスナーの表面が劣化している
・コイルファスナーの場合、コイルのファスナーレールが一部かけている

ファスナー交換

11000円~(税込み)

現状と同規格、機能を持ったコイルファスナーや防水(止水)ファスナーに交換を行います。

スライダー交換

4400円~(税込み)

見た目や使用感に違和感が出ないよう、現状と同系色のYKKスライダーに交換を行います。

ショルダー根元部分・付け根の補修交換について

シュプリーム(supreme)のバッグには、リュックサック(バックパック)、ウエストバッグ、ショルダーバッグ、トートバッグ、メッセンジャーバッグなどがあります。いずれもショルダーベルトに最も荷重がかかりやすいので、「ベルトの根元が千切れかかっている」といった修理相談をよくお受けします。

根元の補修作業では、該当箇所の損傷具合に合わせて縫製を解き、ベルトの内側に補強材を張り込んでから再度縫製を行います。付け根部分の修理では、現状のものと同系色の生地やレザーを使ってパーツを作成し、交換いたします。

ショルダー根元部分・付け根の補修交換のタイミング

*ベルトの根元周りの縫い糸が解けてきている

*付け根の生地やパーツが破れている。または裂けている

*ベルト内部の芯がズレてきている

ショルダー根元補修

6150円~(税込み)

ベルトの根元の生地がほつれたり、千切れかかっている場合は、内側に補強材を張り込み再縫製を行います。

ショルダー付け根補修

7700円~(税込み)

付け根が千切れてしまっている場合は、現状と同寸法の生地またはレザーからパーツを作成し、交換します。

ショルダーベルト生地再作成

シュプリーム(supreme)のバッグは、スケーターやストリート系の方たちのエネルギッシュな動きに耐えられる丈夫な作りとなっています。しかし、ベルト生地の破れや縫い糸のほつれを修復しないまま使用していると、気づかぬ間に損傷が拡大してしまうことも。

ショルダーベルトもそんなトラブルが意外と起きやすい箇所です。生地が大きく破れてしまったり、ベルトがもげてしまった場合は、同様のパーツを作成し、縫製を行います。

ショルダーベルト生地再作成のタイミング

*ベルトの生地が大きくほつれた、もしくは裂けた

*生地自体が劣化してきた、汚れがひどくなった

ショルダーベルト生地再作成

18700円~(税込み)

ショルダーベルトの縫い糸を解いてそれぞれのパーツを採寸。新たな同系色の生地を使って類似したベルトを作成し交換します。

ドリンクホルダー部分生地交換については

片手で手早く飲み物や小物を取り出せるドリンクホルダーは、シュプリーム(supreme)のバッグパック製品に大半は備え付けられています。便利なため使用頻度が高く、「いつの間にかメッシュ生地が破れていた」とのご相談が意外とあります。

修理では、現状の生地を取り外して採寸。修理後すぐに安心してご使用いただけるよう、よりハリのあるメッシュ生地に交換いたします。

ドリンクホルダー生地の交換タイミング

*生地に穴が開いている

*メッシュのハリがなくなってきた、ゆるくなっている

ドリンクホルダー部分生地交換

12100円~(税込み)

現状と同系色で、よりハリのある素材に交換いたします。

各種プラスチックパーツ交換については

シュプリーム(supreme)のバッグには、デザインに溶け込んだ多種多様なプラスチックパーツ(プラパーツ)が使われています。機能的にも重要なパーツばかりですが、長年使っていると樹脂が経年劣化を起こしたり、一部が欠けてしまって使えなくなるといった問題が起こりえます。

交換する際は、現状と同機能、なおかつデザインを損なわない汎用素材をご用意いたします。

プラパーツ交換のタイミング

*プラパーツ本体が欠けたり、割れている

*バックルなどの留め具が、締まりにくく抜けてしまう

プラスチックパーツ交換

4400円~(税込み)

交換の際には現状の用途に近い汎用のパーツにて交換を行います。

ナイロン生地の破れ補修・交換について

シュプリーム(supreme)でよく使用されているナイロンは、丈夫で手入れがしやすい素材とはいえ裂けたり、穴が開いてしまったりする場合があります。

小規模な破れの場合は、該当箇所周辺の縫製を解き、表面や内側から補強材を張り込み。その後、細かくステッチをかけて補強していきます。大きく損傷している場合は、現状の生地を採寸し、類似した素材へ交換いたします。

破れ補修

7700円~(税込み)

縫製を解き内側に補強材を張り込み再度縫製を行い補修を行います。

生地交換

13200~(税込み)

現状の生地を採寸し、現状の色味に近いコーデュラナイロン・ナイロンオックスに交換いたします。

クリーニングについては

高い撥水性に定評があるナイロン生地でも、繰り返し使用していくことで表面に小さなホコリや汚れ付着していきます。製品の中には家庭で洗濯できるものがありますが、熱に弱い性質があるため、乾燥機や直射日光などの乾燥方法でかえって生地にダメージを与えてしまうことも。

汚れや臭いが気になり始めた時は、専用洗剤で表面や内側を洗浄するクリーニングをオススメします。

クリーニング

7700円~14300円(税込み)

表面や内側にシミ汚れや臭いなどがある場合には全体をクリーニングにて清潔に保つことが可能です。
※クリーニング料金については大きさにより異なります。

コルサ(CORSA)での修理参考価格・納期目安

修理内容参考価格(税込)納期目安
ファスナー交換9,900円~18日~
スライダー交換4,950円~14日~
ショルダー根元部分補修6,150円~16日~
ショルダー付け根補修7,700円〜16日~
ショルダーベルト生地再作成18,700円〜 26日~
ドリンクホルダー部分生地交換12,100円〜 22日~
プラパーツ交換3,850円~18日~
ナイロン生地破れ補修4,400円~14日~
ナイロン生地交換13,200円~18日~
クリーニング7,700円~14,300円18日~

※詳しい修理内容は上記をご参照ください。

※納期はご依頼品の修理内容や資材手配、混雑状況によって変動いたします。

シュプリーム(supreme)のメンテナンス方法について

*風通しの良い場所で保管する(高温多湿の場所はカビの原因となります。)

*購入時に撥水加工のスプレーなどを塗布しておく。

*ホコリや汚れなどの付着を防ぎます。

*使用した後は、シミの原因になるホコリや汚れを綺麗なウエス(布)で拭き上げる。

強度のあるシュプリーム(supreme)製品は、メンテナンスを行うことで長く使用できます。小さな故障も諦めず、ぜひコルサ(CORSA)へご相談ください。