トゥミ(TUMI)26173D4 ファスナー交換修理事例

今回のトゥミ(TUMI)の修理案件については、コイルファスナー部分は開閉が出来なく、スライダー・ファスナー共に損傷を起こしていますのでファスナー部分から一式交換修理を行っています。

修理については表面・背面のコーデュラナイロンのパイピングのテープの縫製を解き、バッグを解体を行います。その際に背面の箇所にからファスナーを取り付けていきます。背面の内側のファスナーを取り付けた後、背面のパイピングの縫製を行い正面のファスナーを取り付けてパイピングを縫製して修理が完成となります。その際に元々の引手については移植済ですので修理後は見た目遜色なく交換をおこなっています。

今回のトゥミ(TUMI)のバッグパックは縫製の際に所々生地の重なりがあり、厚みのある箇所が多く難解な修理ではありますが構造を熟知して修理を行っていますので安心してご依頼ください。

    • 修理内容 ファスナー交換
    • ブランド名 トゥミ(TUMI) 26173D4
    • 形状 バッグパック
    • 修理詳細 ファスナーの開閉の際に不具合があり、一式交換
    • ご依頼主様 埼玉県さいたま市 M様
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大森勝藏
靴・鞄修理企業5年勤務後、2018年に独立し、現在の株式会社ROSSO(鞄・財布修理、古物商販売の2事業)を起業。 「縫製の可能性と想い(story)を紡ぐ事」を理念とし、職人として、真摯に、そして丁寧に、修理に向き合っております。