ドーヴィル、トゥルーヴィルの修理解説をさせて頂きます。

ルイヴィトン(Louis Vuitton)ドーヴィル、トゥルーヴィルについて修理職人がご説明させていただきます。これから修理を考えているお客様はこの記事をご参考ください。

メーカー修の場合について

オリジナルのパーツや素材での修理をご希望の場合は下記の内容をご参照ください。

  • 販売証明書やレシートを持参しているか
  • 直営店または公式オンラインストアにて購入しているか

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著しい損傷など古い製品は修理対応不可になる可能性があります。
コルサ鞄修理専門店ではメーカー修理で対応不可になった製品
でも修理実績豊富ですので納期の面や金額でお困りの場合には
相見積もりもオススメです。

それではドーヴィル、トゥルーヴィルでのご依頼の多い修理をご紹介させて頂きます。

 
ファスナー交換&スライダー交換

ドーヴィル、トゥルーヴィルのバッグはファスナーの開閉口が広く大変使いやすいバッグです。

しかし開閉を繰り返していると必ず、スライダーかファスナーが不調を起こすことがあります。

交換の際にはスライダー交換ですと該当箇所を取り外し汎用のYKKのスライダーにて交換となります。

ファスナー交換の場合ですと似たような色味ののファスナーテープの色味にて交換となりますので

見た目遜色なく交換可能です。

〇交換のタイミングとしましては

・ファスナーの開閉が固くなってきた

・スライダーを動かしてもファスナーが開いてきてしまう

このような現象が起きてしまった場合は交換のタイミングですのでご相談下さい。

ファスナ-交換 一式 16500~

スライダー交換 左右一式 5500~

 
口元パイピング交換

 

帯状にレザーで縫製しているヌメ革箇所も経年劣化により、擦り切れや損傷が起こる箇所です。交換の際には似たような色のヌメ革にてぐるっと一式交換しますので頑丈になります。

〇交換のタイミングとしましては

・レザーが乾燥しひび割れや千切れている

・シミや変色が著しいなど

交換する際には似たような色味のヌメ革にて交換となりますので見た目遜色なく交換可能です。

口元パイピング交換 一式 16500~

 
根革交換については

丸手ハンドルの金具したの接続部分のヌメ革を根革は経年変化によりひび割れや千切れ、革自体が伸びてしまったりなどお現象がおこりうる箇所です。

〇交換のタイミングとしましては

・ヌメ革のひび割れや千切れがある

・変色やレザーの伸びが気になるなど

根革交換 一ヶ所 9900~

 
持手交換

 

持ち手部分は長きに渡り使用を繰り返ししていると画像の様に黒ずみやひび割れなどの現象がおこってきます。

〇交換のタイミングとしましては

・乾燥によるひび割れや千切れが気になる

・持ち手が経年変化により湾曲しているなど

持手交換 左右一式 18700~

玉縁パイピング交換

マチ部分と表面部分をヌメ革にて縫製を接合している部分がパイピングと呼びますが

こちら部分も角スレやひび割れなどを起こす箇所で、損傷がひどくなるとヌメ革の中にいれてある芯材が見えたり

ヌメ革が砕けたりする事があります。

〇交換のタイミングとしましては

・芯材が見えてきたまたは芯材まで損傷をおこしている

・ヌメ革がひび割れがひどく損傷している

パイピング交換 一式 18700~

今回ご説明させていただいた内容はドーヴィル、トゥルーヴィルでの
長く使用していると損傷してしまう箇所の修理内容となります。