イーストパック(EASTPAK)について
1960年代にアメリカで発祥したイーストパック。
元々は軍用の製品を製造するメーカーでありましたが70年代頃から一般向けのデイパックを製造しはじめて学生など若い層に支持され始め今日に至ります。
今ではなじみのあるコーデュラナイロンを世界で初めて採用したりとプロダクトが伝わるイーストパックですが、丈夫なバッグでもタフに使用を繰り返していますと損傷していく箇所があります。
今回は不動の人気デイパックからトートバッグ、ショルダーバッグなどの修理箇所を職人がご紹介をさせて頂きます。
※メーカーで修理対応不可になった製品でも弊社では修理可能ですのであきらめる前にご相談下さい。
イーストパック修理(EASTPAK)については
メゾンや国内のブランドとのコラボレーションも多く、カラーバリエーションや素材も様々あり豊富で生地のものからレザーの製品もあるデイパック。人気のコラボレーションものなど、廃盤の製品は中々再販などはされませんのでお気に入りを長くご愛用するには以下の箇所がよくある修理となります。お困りの際にはご参照下さい。
・ファスナーのエレメントの不調またはスライダー金具の金属疲労
・ナイロンテープの持ち手の劣化、損傷
・ショルダー部分付け根の損傷
・底面の擦り切れ
・糸目のほつれなど
〇ファスナー交換 一式 8800~
〇スライダー交換 一ヶ所 3300~
〇ナイロンテープ持ち手交換 一式 4400~
〇ショルダー部分再縫製 左右一式 4400~
〇底面部分補修 一ヶ所 3850~
〇リステッチ 一ヶ所 2200~
・ファスナー交換の場合は似たような色のファスナーにて交換が可能。スライダーの引手移植も可能です。
・スライダー交換の場合は似たような色のスライダーにて交換していきます。その際にオリジナルの引手の移植可能です。
・ナイロンテープの持ち手の損傷の場合は似たようなナイロンテープもしくはレザーにて交換が可能です。
・ショルダー部分付け根再縫製につきましては該当箇所を解き、補強後に再縫製していきます。
・底面の損傷につきましては該当箇所の裏側から当て布や革をあてがい細かくステッチをかけ補強をしていきます。(その他にも底面一体をレザーにて補強する修理や底鋲を取り付けるなど様々修理方法がございます。)
・糸目のほつれはリステッチにてほつれはじめた箇所を大きく再縫製することで補強していきます。
トートバッグ、ショルダーバッグでの修理については
イーストパックのトートバッグ、ショルダーバッグでの多くの修理はファスナーの不調やナイロンベルトの持ち手の損傷、口元のパイピングの損傷、プラバックルの不具合など。
上記の修理につきましては様々なブランドの修理をしている熟練の職人が修理をしますのでご安心下さい。
・またファスナー交換のタイミングとしましては
ファスナー生地が切れているまたは生地が元の厚みより擦れてきている
ファスナーの場合、金属、コイルファスナーのレールが一部かけている
スライダーを開閉をしてもファスナーが開いてくるなど
こちらの症状が見られる場合は交換の際のタイミングとなります。
〇ファスナー交換 8800~(仕様により異なる)
〇スライダー交換 3300~
・ナイロンベルト持ち手交換の目安
ナイロンベルトのテープの織目が亀裂や擦れきれそう
ナイロンテープ自体の毛羽立ちが気になる
〇ナイロンベルト持ち手交換 左右一式 11000~
・口元パイピング交換の目安
ナイロンテープの擦り切れや毛羽立ちが目立ち
ナイロンテープの部分がちぎれてしまった
口元パイピング交換 一式 8800~
・プラバックルの交換の目安
プラバックルの樹脂の劣化や損傷している
プラバックルを差し込んだ際に外れてしまう
プラバックル交換 左右一式 3850~
クリーニングについては
繰り返し使用していることで、ホコリや汚れがバッグは付着していますので汚れや臭いが気になり始めたた場合には修理+クリーニングをしてリフレッシュをお勧めしています。
〇クリーニング 一式 5500~(バッグの大きさにより異なる)
今回はイーストパックの製品のよくある修理の箇所でのご紹介となります。その他修理も多岐に渡り対応可能です。