ミリタリー(military)バッグ修理の解説について
ヴィンテージフリーク・サバゲ―愛好家はミリタリー製品を多く所有する方も多く、洋服からバッグまでミリタリー製品をアイテムを所有している方も少なくありません。一重にミリタリー(military)製品・アーミー(ARMY)などの単語は聞くけど、既存の国で製品はどの程度あるか分からない方も多いと思われます。
アメリカ軍・イギリス軍・イタリア軍・オーストリア軍・オランダ軍・スイス軍・スウェーデン軍・チェコ軍・デンマーク軍・ドイツ軍・ノルウェー軍・ハンガリー軍・フィンランド軍・フランス軍・ブルガリア軍・ベルギー軍・ポーランド軍・ルーマニア軍・ロシア軍・スペイン軍・ギリシャ軍
用途別では
また用途しては登山や遠征用・救護用・銃弾用・サイクリング用・ガスマスク用・ランドリー用・パラシュート用・パイロット用・オフィサースーツケース用などがあるそうです。
素材については
主要な素材についてはキャンバス生地・ナイロンオックス生地・PVC・リネン生地・レザー素材・コットンキャンバス生地・コットン生地・デニム生地など多様な素材を使用した製品があります。
コルサ(CORSA)ではヴィンテージフリークのお客様も多く素材の雰囲気を崩さない細やかな提案を行っていますので修理でお困りの際には下記の修理内容をご参照ください。
まずは修理可否を聞いてみる
現行品・ヴィンテージ製品のミリタリーバッグの修理ならCORSAにお任せ
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ミリタリーバッグの主なトラブルと修理実績
ミリタリーバッグは現行の軍の支給品やヴィンテージ製品・民間品など様々なケースのアイテムがありますが、長く使用しているよメンテナンス箇所が出てきます。そのような場合にはおそらく雰囲気は壊したくないと考えられるかと思いますが、弊社ではヴィンテージフリークのお客様もご利用になる修理会社となりますので可能な限りのご提案を行っていますのでご安心下さい。
ハンドル交換(平手・丸手)修理について
ハンドルの交換については現状の寸法を型紙にて作成し交換を行います。
ハンドル部分の修理のタイミング
・レザーのひび割れや千切れ
・レザーが伸びてしまう
・丸手の場合、ハンドルの芯材が折れる、もしくは割れる
根革やレザーパーツ交換修理について
使用年数が経ってくると経年劣化により、ショルダーの根革(付け根)は弱ってきてしまいに表面に亀裂やひび割れなど損傷してしまいます。
根革交換の際には該当箇所の縫製を解き、同系色の色味のレザーにて交換となります。
実際のヴィンテージ製品の山岳用のスウェーデン軍リュックのレザーパーツ交換の事例はコチラから
ショルダーベルト交換について
ミリタリー製品では基本的には繊維のショルダーベルトが多いですが、中にはレザーベルトのショルダーベルトも存在します。屈折などを繰り返す事で繊維やレザーの表面がひび割れなども起こす事がありますが、補強や補修、新たに作成などで改善が可能です。現状はファブリック(生地)の素材だけれどレザーベルトに交換したいなどの提案も承っていますのでお困りの際にはご相談下さい。
ショルダーベルト交換のタイミング
・レザーが乾燥して、ひびが割れている
・ベルトのレザーが伸びてしまう
・ベルトが歪んでいる
口元バインダー交換・玉縁パイピング交換修理について
ファブリックの素材が多い製品では保護の関係上レザーのバインダーを巻いている製品がありますが、レザーが損傷してしまうと生地に負担が掛かり生地が破損してしまう恐れがあります。その様な場合には似寄りの色味のレザーにて部分補修や巻き直しの交換が可能です。
玉縁(パイピング)交換修理のタイミング
・バインダーの帯レザーにひび割れや千切れがある
・玉縁(パイピング)のレザーが硬化している
・玉縁(パイピング)のレザーの下から芯材が出てきている
口元バインダー交換
11000円~(税込み)
トートバッグなどの口元やショルダーバッグの縁の箇所のバインダーの交換箇所がバインダーとなり、交換の際には同色系統のレザーにて交換となります。
玉縁部分補修
7700円~(税込み)
補修箇所の玉縁(パイピング)の縫糸を解き、既存の芯材に汎用レザーを巻き直していきます。
※汎用レザーはオリジナルの色味に近づけますが、色ブレが起きる可能性がございます。
各種金具・ホックに交換について
ミリタリー製品には用途別にパーツを使用している事がありますが、経年変化や耐久性の関係上、劣化や損傷を起こす場合があります。その様な場合には現状の寸法に合うパーツにて交換が可能です。ヴィンテージ製品に似たパーツはありませんが、同等の強度を確保したパーツ交換自体は可能です。
金具交換修理のタイミング
・金具部分が痩せてきている、歪んでいる
・ナスカン金具のレバーが固い、動かない
内装交換や破れ補修について
ミリタリーバッグでは生地自体の織目は強い素材が多いですが、一枚生地で仕立てている製品が多数存在している為、生地が裂けてしまうと穴が見えるなどのトラブルが発生します。その際には似たような色味の生地やレザーを表面もしくは内側に張り込み補強や補修が可能です。またカスタムにはなりますが、一枚生地の場合には、本体の生地に負担が掛かってしまう為、新たに裏地の生地を作成する方法もお勧めをしております。使用する素材については現状の色味や雰囲気に応じて都度提案が可能です。
ほつれ再縫製について
ヴィンテージ製品のミリタリーバッグは元々の素材自体は屈強な製品が多いですが、経年変化により、糸目もほつれていたりするケースもあります。その様な場合には小さな症状でも放っておくと大きく破損する恐れがありますので、なるべく早い段階で再縫製をオススメしています。
修理では同系色の糸を使い、ほつれた部分を覆うように広範囲で再縫製し補強します。
ほつれ再縫製のタイミング
*ほつれた糸が見えている
*縫製箇所が擦れて、糸が切れそう
クリーニングについて
頑丈で手入れが簡単な製品だとしても、長年愛用していると年季が入ってしまうもの。弊社では素材に応じた溶剤を使用して洗浄を行っています。
ご依頼品の状態、ご要望に合わせた修理をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。