ミシン刺しについて

レザーや生地の表面がなんらか原因で損傷を起こし穴や生地、繊維が傷むことがあります。

損傷当初は小さな穴の損傷でもそのままにしておくと穴が大きくなり取り返しのつかない損傷になります。

その様な場合には今回ミシン刺しという修理方法にてご紹介をしていきます。

ミシン刺しについては

内側から補強材や生地、レザーを張り込み、表面部分から細かくステッチをかけ補強していきますので

損傷を起こした場合でも修理可能です 安心してご依頼ください。

ミシン刺しの修理工程について

修理前(before)

コルサ ミシン刺し before 

 

 

 

 

 

 

 

ミシン刺しの修理前のビフォーの画像です。

表面部分に鋭利なものが当たってしまい生地が損傷を起こして穴が開いてきています。

コルサ ミシン刺し before2 

 

 

 

 

 

 

生地の損傷を起こしている箇所の内側部分です。この様なに内側の内袋の生地が無い場合には出来る限り。似寄りの色の生地、もしくはレザーにてミシン刺しをかける箇所よりも大きく補強パーツを作成し補修前に張り込み補強を行っていきます。

またレザーのバッグでも同様に損傷を起こしている場合にはミシン刺しを行う箇所の縫製を大きく分解し、似寄りの色のレザーにて補強する箇所に張り込み補修を行っていきます。

写真のように同生地にて補修を行えば、修理後も目立たず補修を行えます。

修理後(after)

コルサ ミシン刺し after

 

 

 

 

 

 

ミシン刺しのAFTER写真です

表面部分から損傷を起こしていた箇所を細かくステッチをかけて

補強を行っており生地自体の強度もでているので

今後は補修した箇所については損傷が起きづらくなっています。

今回は生地のバッグにて修理内容をご紹介を行いましたが

レザーバッグも同様に同じ様な損傷を起こします。

その他、負担の掛かる箇所にスレキズなどでも起こりうる症状ですが

修理は可能ですので修理でお困りの場合にはご相談下さい。