フェリージ(Felisi) ナイロントートバッグ・丸手ハンドル交換・口元バインダー交換の修理事例

今回のようなフェリージの修理案件については持手部分が根元から千切れ、口元のレザー部分についてはひび割れが著しく交換修理のご依頼となります。修理については口元のバインダーの縫製の糸目を全て除去し分解を行い生地と生地の貼り合わせている縫製の糸目をほどいてから持ち手部分を取り外していきます。その後、現状の持ち手の厚み・幅・長さを測り、型紙を一度作成後、使用するレザーを裁断を行います。その後、補強材を張り込み、芯材を貼り合わせてから筒状の芯材を内側に入れて丸手部分の縫製を行っていきます。縫製後はコバの断面のバニッシュを行い乾燥後、根元部分穴位置を作成し元の持ち手部分に仮止めし本縫いして取付ていきます。持ち手作成後は口元のバインダー部分の長さを測り、現状の厚みに近い厚みに漉いて調整し仮止めを行い縫製して取り付けて完成となります。今回の様に、持ち手部分が千切れてしまった、口元のバインダー部分のひび割れや千切れがあるなどについては修理可能ですので一度ご相談下さい。

    • 修理内容 持手ハンドル交換・口元バインダー交換
    • ブランド名 フェリージ(Felisi)
    • 形状 ナイロントートバッグ
    • 修理詳細 ハンドルの千切れの損傷と口元部分のレザーのひび割れがあり一式作成にて交換
    • ご依頼主様 神奈川県 H様
お客様の声
15年ほど前に購入したフェリージのトートバッグの持ち手が壊れてしまいました。5社ほど相談して、修理代が抑えられていた事と修理開始までのやり取りがシンプルだったので コルサさんにお願いする事にしました。 持ち手と口元バインダー(鞄のフチ)の交換をお願いし、作業開始から10日ほどで完了と発送のご連絡を頂きました。 届いた鞄を確認しましたがとても丁寧に仕上げて頂き嬉しくなりました。 交換部分をこれから時間をかけて味わいを出していくのが楽しみです。 また鞄を修理することがあればコルサさんにお願いしようと思います。 ありがとうございました!
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神奈川県 H様