ルイヴィトン　ノエの修理案内

（Louis Vuitton）ノエについて

ルイ・ヴィトンのノエについては、1932年にシャンパンボトルを運ぶために作られた巾着型のバッグです。ノエは、元々の用途してはシャンパンボトルを収納できるようにデザインされており、その耐久性とスタイリッシュな外観で現在も幅広い層に愛用されている巾着バッグです。
1959年には、トアル地のモノグラム・キャンバスが開発され、その後も、様々なサイズ・デザインが発表されプチ・ノエやネオノエのデザインやマルチカラー・エピ・アズールのシリーズのラインでも同バッグは存在します。

ルイヴィトン・ノエのサイズは様々あり代表的なサイズは以下の通りとなります。

その他のノエのバッグとしてプチノエ とシリーズで現状一番コンパクトなナノノエ のバッグが発表されています。

ルイヴィトン(louis vuitton)　メーカー修理については

オリジナルのパーツや素材での純正修理をご希望の場合はルイヴィトン公式ホームページ修理をご参照下さい。
直接の修理の場合にはお預かり修理する製品を全国のルイ・ヴィトン ストアで承っているので直接修理品を持参もしくは郵送での対応が可能です。
ルイヴィトンの製品を確認後、実際のお見積り金額をご提示を承ってくれるそうです。
商品お見積り内容をご確認・ご了承いただいた後、担当の工房での修理を開始します。
検品：修理完了後、工房・店舗の方で品質チェックを行います。
製品をお客様が確認してからお渡し時に修理代金をお支払いを行い完了となります。

メーカーでの修理を行う場合には下記の内容をご参照下さい。

ヴィンテージ製品や廃盤のシリーズについてはパーツの供給が終了している場合や著しい損傷などは、修理の対応不可になる場合がございます。
また頂きものなどの正規品かどうか分からないものなどは修理不可になる場合もありますので正規修理を検討の場合には必ずルイヴィトン・ストアにて確認をしましょう。

CORSA鞄修理専門店ではルイヴィトンでのメーカー修理で対応不可なった製品などの修理実績豊富ですので諦める前に一度ご相談下さい。

ルイヴィトン(louis vuitton)　ノエの修理について

口元バインダー交換について

口元バインダーの交換ではルイヴィトン特有の外周焼捻の外周ラインを入れてから作成となりますので修理後も見た目遜色なく交換が可能です。ヌメ革のバインダーの場合には元々の現厚を測り作成となりますので厚みも購入時同等を確保して交換可能です。
損傷しながら使用をしていると本体の生地が傷んでしまいますので早めの修繕を検討しましょう。

根革の交換については

根革のレザーはショルダーベルトを固定しているDカン金具とカシメ金具が取り付けてあります。表面に亀裂やヒビ割れが起きますとショルダーベルトが取れたり、形状の型崩れを起こしますのでそのようなケースにて交換をお勧めしています。

カシメ交換

意外と多いカシメ金具の修理。修理の際には汎用の無地のカシメ金具にて交換となりますが、強度の面では同等の強度がありますので安心です。

カシメ金具は経年劣化により青錆や、なんらかの衝撃で金具本体が緩みオスとメスの金具は損傷し外れてしまう可能性があります。交換の際には似たような金具の色のカシメにて交換となり、修理後は無地の金具にて交換となります。

ショルダーベルト交換

ノエのショルダーベルトはレザーとレザーを重ねて作成する特殊な構造ですが、同じ形状にて作成が可能です。

玉縁パイピング・袴革交換修理については

ノエ製品では底部分に箇所に玉縁のパイピングを使用しておりますが、長きに渡り使用している事で革が穴開きが起こり本体のレザーに損傷を起こす為、その様な場合には巻き直しの交換や本体の袴革の作り直しも可能です。

ほつれ再縫製については

クリーニングや染色(染め直し)やバニッシュ再塗装について

ルイヴィトン製品は購入時は綺麗な状態でも使用していく中で製品に汚れが付着してシミになったり、色スレや退色を起こすケースがあります。

その様な場合にはクリーニングや染色にて改善や染め直しが可能です。

またハンドルの断面やバッグや小物製品のコバの断面には溶剤のバニッシュ処理を行なっていますが、何らかの原因でトップコートが剥がれ、ベタツキや色味の方が剥がれしまう事があります。

その様な症状の場合には一度断面の溶剤を全て剥がし下地・色・仕上げ材の3工程にて再度バニッシュの塗装が可能です。