ベルルッティ(Berluti)バッグ・財布修理の修理メンテナンスについては

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ベルルッティ(Berluti)について

ベルルッティ(Berluti)は1895年、アレッサンドロ・ベルルッティがパリで創業した老舗メゾンです。
創業当初は紳士靴の工房としてスタートし、独自の染色技法「パティーヌ」や、カリグラフィを刻んだ「スクリットレザー」など、革そのものを“芸術”へ昇華させるスタイルで世界的評価を確立してきました。

現在ではシューズだけでなく、バッグ・財布・レザー小物・ウェアに至るまで幅広く展開し、クラフツマンシップとエレガンスを融合させたラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築いています。

ベルルッティ製品の修理では、レザーハンドルの交換やパティーヌの色補正、コバの割れ・剥離、ショルダーベルトのひび割れなどが多く、長年愛用されたアイテムほど独特の経年変化が現れます。
また、ファスナーは使用頻度が高いため交換のご相談が多く、財布や小物でも同様にファスナー不良やコバ周りの劣化がよく見られます。

ベルルッティのレザーは特殊な染色工程を経ているため、修理には素材理解と高度な技術が求められますが、これらの症状は多くの場合修理が可能です。大切に使われてきたアイテムほど、適切なメンテナンスで美しく蘇りますので、気になる症状があれば一度ご相談ください。

修理・買い替えで迷われる方へ

「修理すべきか、買い替えるべきか迷っている」という方は、まず 修理判断ガイド をご覧ください。
バッグの状態やご希望に合わせて、最適な選択肢を検討するための基準をまとめています。

ベルルッティ(Berluti)人気シリーズでは
アンジュール(Un Jour) アンジュール ガリバー(Un Jour Gulliver) タイムオフ(Time-Off) イタウバ(Itauba) トゥジュール(Toujours) 上記のバッグは鞄修理専門店でも問い合わせから修理のご依頼が多いです。

これらのモデルは修理専門店でもお問い合わせが多く、ハンドル交換・色補正・コバ再生などのご依頼が特に多い傾向があります。

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まずは修理可否を聞いてみる

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ベルルッティ(Berluti)修理に関するFAQ

Q. ベルルッティのバッグや財布の修理はどこに依頼するのが良いですか?

ベルルッティのバッグや財布の修理はどこに依頼するのが良いですか?

修理先は「求める仕上がり」と「費用・納期」で選ぶのが最適です。

  • 純正の世界観を重視したい場合 → メーカー修理
    パティーヌやスクリットなど、ブランド独自の表現を尊重した仕上がりが期待できます。
  • 費用・納期・柔軟な対応を重視 → 専門修理店
    交換パーツの選択肢が広く、色補正やコバ再生など細かな要望に応えられることが多いです。
  • ベルルッティの修理事例が豊富な店舗 → 専門修理店(経験値重視)
    特殊レザーの扱いに慣れている職人がいるかが重要です。

メーカー修理は安心感がある一方、費用と納期が長くなる傾向があります。
専門修理店は柔軟性と技術力で選ばれるケースが多いです。

ベルルッティ修理の費用相場はいくらですか?

修理内容によって幅がありますが、一般的な目安は以下です。

  • スライダー交換:6600円前後〜
  • ファスナー交換:13200円前後〜
  • ハンドル交換:17600円前後〜
  • コバ再生・補修:8,000円前後〜
  • 染色の色補正:16000円前後〜
  • 内袋交換:27,000円前後〜
  • ベルルッティは特殊染色のため、状態によって作業工程が変わることがあります。
    写真をお送りいただければ、より正確な目安をお伝えできます。
古いベルルッティのバッグでも修理できますか?

ヴィンテージ品でも対応可能なケースが多いです。

・古いベルルッティ製品の再生

・劣化したコバやレザーパーツの交換

・ファスナーや内袋の総交換

長年使われたベルルッティは独特の風合いが魅力ですので、可能な限り活かす方向で修理を行います。

スクリットレザーのひび割れや色抜けは直せますか?

態によりますが、補色・保湿・表面再生で改善できることが多いです

  • 部分的な退色
  • 色ムラの調整

完全な再現が難しい場合もありますが、自然な仕上がりを目指して作業します。

Q. メーカー修理と専門修理店の違いは何ですか?

A. :純正性と柔軟性の違いです。

項目メーカー修理専門修理店
純正パーツ
費用高め柔軟
納期長め比較的早い
廃盤対応制限あり可能性あり
カスタム不可相談可

「ベルルッティ製品は金具や素材の仕様が独自のため、修理内容によってはメーカー修理と専門店修理で対応範囲や仕上がりが大きく異なります。両者の違いを比較した『メーカー修理と専門店修理の違い』では、選択の基準を具体的にまとめています。」

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ベルルッティ(Berluti)メーカー修理については

メーカー修理のご希望の場合にはベルルッティのHPをご参照ください。

コルサ鞄修理専門店ではメーカー修理で対応不可になった製品でも修理実績豊富ですので納期の面や金額でお困りの場合には相見積もりもオススメです。

まずは修理可否を聞いてみる

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ベルルッティ(Berluti)修理について

ベルルッティのバッグやレザーアイテムには、アンジュール、トゥジュール、イタウバ、タイムオフなど、長年愛されている代表的なシリーズがあります。
どのモデルも、ブランド独自のパティーヌ仕上げやスクリットレザーを用いた精巧なつくりが特徴で、適切なメンテナンスを行えば長く愛用できるよう設計されています。

ベルルッティの製品は堅牢で上質なレザーを使用しているため、日常使いでは大きな破損が起きにくい構造になっていますが、長期間の使用により不具合が出てくる箇所もあります。
特に、ハンドルのひび割れ・コバの剥離・ショルダーベルトの劣化などは、使用年数に応じて現れやすい症状です。

また、ファスナー部分は開閉頻度が高いため、スライダー不良やファスナー交換のご相談が多い傾向があります。財布や小物類でも同様に、コバ周りの劣化やファスナー関連のトラブルがよく見られます。

ベルルッティのレザーは特殊な染色工程を経ているため、修理には素材理解と高度な技術が必要ですが、これらの症状は多くの場合修理が可能です。
気になる症状がある場合は、まずは状態をご相談いただくことで、最適な修理方法をご案内できます。

ファスナーやスライダーの交換については

ファスナーやスライダー交換のタイミング

・金属ファスナーの場合、金属レールがかけている、錆はじめている

・コイルファスナーの場合、コイルのレールが一部かけている

・スライダーを開閉をしてもファスナーが開いてくるなど

スライダー交換

5500円~(税込み)

スライダー交換の場合には開閉がスムーズではない場合には同系色のスライダーにて一ヵ所交換を行い修理を行います。

ファスナー交換

13200円~(税込み)

ファスナー交換の際には現状の色味に近いテープカラー・ファスナーレールにて交換を行います。

ハンドル交換(平手・丸手)の交換については

フェンディ(FENDI)のレザーの色味は難しい色味が多いですが、一点・一点交換の際に調達を行い交換をしていますので再現性も高く交換を行っています。

ハンドル交換(平手)

17600円~(税込み)

ハンドル交換の際には元々の幅や厚みなどを測り現状の仕様に近い状態にて作成交換を行います。

ハンドル交換(丸手)

20900円~(税込み)

丸手ハンドル交換については、内側の芯材の厚みを測り使用する芯材の選定を行い、同色系統の色味のレザーにて作成し交換を行います。

根革の交換やレザーパーツ関連の交換については

ベルルッティのバッグは丈夫ですが、年数が経ってくると経年劣化により、ショルダーの根革(付け根)は弱ってきて最終的に亀裂、ひび割れなど損傷してしまいます。

根革交換の際には該当箇所の縫製を解き、似たようなレザーにて交換となります。

根革交換

8800円~(税込み)

ショルダーベルト接合部分についている箇所の根革については負担が掛かり裂けてしまうトラブルがありますが、同じ幅に裁断し作成が可能です。

レザーパーツ交換

8800円~(税込み)

レザーパーツ交換については特殊な肉盛りのパーツなども再現を行い作成していきます。

ショルダーベルトの交換ついては

ショルダーベルトですが、屈折などを繰り返し、経年劣化によりレザー部分が亀裂、ひび割れなどを起こし損傷していきます。

修理の際には同色系統の似寄りの色味のレザーにて交換となりますので、見た目遜色なく交換可能です。

ショルダーベルト交換

24200円~(税込み)

ベルルッティショルダーベルト交換については、交換の際には現状の長さ・幅・厚みを測り現状の色味に近いレザーにて左右一式交換修理を行っていきます。

口元バインダー交換・玉縁パイピング交換修理については

生地やレザーを張り合わせレザーにて縫製しているベルルッティのショルダーバッグですが、スレやキズなど経年劣化により、損傷する可能性のある箇所ですのでレザーが損傷が目立ってきた際には本体のレザー・生地・PVCなどが痛む前に早めの交換をお勧めしています。

ヴィンテージ製品では合成皮革のパーツを使用しているものもあり、交換の際には本革のレザーにて巻き直しや交換を行いますので今後は安心して使用が可能となります。

口元バインダー交換

11000円~(税込み)

トートバッグなどの口元やショルダーバッグの縁の箇所のバインダーの交換箇所がバインダーとなり、交換の際には同色系統のレザーにて交換となります。

玉縁部分補修

7700円~(税込み)

玉縁の四つ角部分の穴あきや芯材が飛び出している場合には損傷箇所よりも大き目にレザーを張り込み玉縁の箇所補修を行います。

玉縁パイピング巻き直し

18700円~(税込み)

玉縁の箇所が全体的に劣化のある場合にはレザーと芯材を交換し巻き直しを行います。

マグネットホック・バネホック交換については

フラップ部分の内側にある磁石で止めるパーツをマグネットホックと言いますが、長きにわたり使用していると内側の留め具が折れたり、錆などで締りが悪くなるなどの損傷を起こす可能性があります。

バネホックについては先端の突起と受けの空洞のある金具にて固定しているパーツですが、差し込みを繰り返すことで先端の突起の金属がすり減り差し込んでも閉まらないなどのご相談が多くあります。

マグネットホック交換

7700円~(税込み)

交換の際には似たような色のマグネットホック金具にて左右一式交換をしますのでフラップ部分が締りづらいなどのアクシデントを解消できます。

バネホック交換

5500円~(税込み)

修理については現状の色味のホックにてオスメス一式交換を行い、差し込みの機能を改善していきます。

クリーニングや染色(染め直し)やバニッシュ再塗装について

購入時は綺麗な状態でも使用していく中で製品に汚れが付着してシミになったり、色スレや退色を起こすケースがあります。

その様な場合にはクリーニングや染色にて改善や染め直しが可能です。

またハンドルの断面やバッグや小物製品のコバの断面には溶剤のバニッシュ処理を行なっていますが、何らかの原因でトップコートが剥がれ、ベタツキや色味の方が剥がれしまう事があります。

その様な症状の場合には一度断面の溶剤を全て剥がし下地・色・仕上げ材の3工程にて再度バニッシュの塗装が可能です。

クリーニング

6600円~(税込み)

表面や内側にシミ汚れや臭いなどがある場合には全体をクリーニングにて清潔に保つことが可能です。
※クリーニング料金については大きさにより異なります。

部分染色

12100円~(税込み)
小物製品は8800円~(税込み)

四つ角のスレキズやワンポイントの退色には部分染色が可能です。現状の症状に合わせた色味を作成し部分的染色を行います。
※染色については大きさや構造により金額は異なります。

全体染色

28600円~(税込み)
小物製品は19800円~(税込み)

全体的な退色や表面部分の黒ずみなどがある場合は全体の染め直しが可能です。

現状の色味と事前に再現し確認後染め直ししていきますので安心してご利用が可能です。

バニッシュ再塗装

5500円~(税込み)

断面の溶剤の剥がれやベタツキのある場合にはバニッシュ再塗装にて修理が可能です。 

※仕様や長さなどで金額は異なります。

「修理を検討される中で、費用や仕上がりについて不安が残る場合には、状態に応じた選択肢を整理した『修理判断ガイド』が参考になります。問い合わせ後の検討材料としてもご活用いただけます。」

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この記事を書いた人

靴・鞄修理企業5年勤務後、2018年に独立し、現在の株式会社ROSSO(鞄・財布修理、古物商販売の2事業)を起業。
「縫製の可能性と想い(story)を紡ぐ事」を理念とし、職人として、真摯に、そして丁寧に、修理に向き合っております。

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