ルイヴィトン(louis vuitton)ダミエ ソーホー レザーパーツ全交換 修理事例

今回のルイヴィトン(louis vuitton)ダミエ ソーホーのリュックの修理案件については、レザーの亀裂や表面のスレキズ、ひび割れなどがあり修理のご依頼となります。

使用するレザーについては、修理品確認後、使用するレザーの方を確認して頂いてから交換を行っています。
ダミエのレザーについては弊社ではタンナー様に別注で吹付を行ってもらっているレザーを使用していますので再現性の高いレザーにて交換を行っています。

修理については一度全てのパーツを解体してから各パーツの型紙を起こしてからパーツの裁断を行っていきます。

その際に特に被せのパーツ部分は折り曲げる箇所となりますので曲がりのハリ感やシワにならないように厚みの漉き具合を調整しながら作成を行っています。漉きが終わりましたら穴を空けてから丸のハンドルを作成し取付。ショルダーの接合を行うDカン金具を取り付けるレザーパーツを作成し取付、先端のレザーパーツの作成し取付を行う裏側の被せのパーツを取付から外周の縫製後、バニッシュを塗布し完全乾燥しましたら本体に取付していきます。

・袴革の4パーツ(・袴革(底面のレザー・玉縁パイピング・帯革・根革2箇所作成)については各パーツにバニッシュを塗布して底面のパーツに玉縁を取り付けて帯革に根革のパーツを取付てから帯革と玉縁を縫い合わせて袴革パーツを作成していきます。その後は本体に取付る前には事前に位置の付けをしていた箇所に仮止めを行い縫製にて縫い付けを行います。

・ショルダーベルトについては帯状に裁断を行い肉盛りの仕様になっていますので左右の内側を漉いて再現をしていきます。その後レザー同士を貼り合わせて左右を本裁断しき剣先も裁断し裁断していきます。
裁断後は外周に縫製を行い断面をバニッシュを塗布して完全乾燥後、尾錠部分の穴を開けておきます。

・上記のパーツを本体に取付後は内側に落とし込みの内袋が縫製にて縫い付けられているバッグですので仮止めし縫製し完成となります。


ルイヴィトン(Loius vuitton)の製品でのご依頼では部分的なパーツ交換が多くご依頼を頂きますが、レザーパーツの全交換なども可能ですのでお困りの際にはご相談を頂ければと思います。

今回の修理内容

・レザーパーツ全交換 下記修理箇所の詳細
・被せ部分作成・被せ先端レザーパーツ(オス・メス)・丸手ハンドル作成・ショルダーベルト2点新規作成・袴革(底面のレザー・玉縁パイピング・帯革)・根革2箇所作成 レザーの再作成

担当職人からのコメント

今回はダミエのレザーの全て交換となりましたのでパーツの工程が多く、またハンドルのシワなくアーチを再現する事や、ショルダーベルトは肉盛りになっていますので細かな調整が多く今後修理での型紙の修正や修理について改善できる点があり非常に勉強になるご依頼となりました。

    • 修理内容 内装交換
    • ブランド名 ルイヴィトン(louis vuitton)ダミエ・ソーホー
    • 形状 リュック
    • 修理詳細 レザーパーツ全て作成交換
    • ご依頼主様 千葉県千葉市 M様
お客様の声
CORSA スタッフ様
 
本日依頼していましたバックが届きました。
休みが入る前に丁寧に仕上げ送って頂きまして、
ありがとうございます。
この職業は職人さん共に必要で大事な仕事だと思います。
大切に使って行きます。
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千葉県千葉市 M様